泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

高校時代の血が燃える

2010-08-15 23:42:24 | 丹下一の泡盛日記
 昨日、事務所のシェイクスピア勉強会に参加。劇団仲間の生井さんを講師にシェイクスピア戯曲全部読んでいきます。という講座。
 立ち上がるときちょっと相談を受けて「時間が空いてる時は必ず参加します」と約束。そして週末から予定が埋まって行く商売で4月からのご無沙汰。
 ものすごく久しぶりに顔を出すと参加者も増えていてなかなかいい感じ。お題は「ウインザーの陽気な女房たち」。
 例によってほぼ初見でがんがん飛ばしていくのだが、生井さんが指名した役以外はあうんの呼吸で奪い合う。この頃は若手に役を譲るようになってしまった。。。
 1週読んで翌週小さな場面を立って演じる。自分も何度かやって来た。来週土曜日は熊野にいるのでNG。残念。
 とにかく全部読む、というので江戸馨さんのTSCの朗読会では舞台にかからない本も読んで来た。朗読会でやったことがない「ジョン王」のある台詞は、新鮮な体験が出来て面白かった。
 
 夜、高校の友人2名と飲む。
 実はうち一人と金曜日に彼の休暇の定宿のある葉山で飲んだ。それを聞いた,もう一人が「俺、逗子に行くんだけど」と。
 2日続けて高校の友人と飲むなんて卒業以来じゃないか。
 出身の高校が甲子園出場をかけた都大会でベスト4まで行ったと初めて知った。
 「何!!!」
 高校時代の「お馬鹿な」血が燃える。次回はぜひ応援に行かねば、と誓う。
 なんせ自分の高校は、大学の早慶戦があると応援のために授業が休みになる。高校生たちはかばんに一升瓶をしのばせて神宮球場にでかけ、ここだけの話だが「煙幕作戦」にも紫煙をくゆらせて参加していた。
 自分もかなりのヘビースモーカーでハイライトを2箱は煙にしていたが、31歳で見切りをつけた。

 したたかに酔って帰宅。
 娘1が「泊まりにいく。話したいし」。彼女もイギリス留学(大学院)を決めた友人と2人お別れ飲み会の後、深夜帰宅。
 自分は上半身裸で床にねっころがって「うおおお、おかえりいいい」とうめいていた(らしい)。
 「なんのために帰って来たのよお」と娘1、ぷんすか怒りまくり。
 「ちゃんと待っていたじゃん」
 「もう知らない!」と一生懸命目を覚ましていようと努力していた自分を放置して2階へ。
 
 朝もぷんすか起こっているので、朝食に届いたばかりの桃なんかむいて機嫌を取るわし。
 その後、一緒に出かけて葉山で海を見ながらランチ。
 このこじゃれたレストランでは絶対に「夏の休暇に愛人同伴で葉山に遊びに来た地元人」に見られていただろうな。。。
 お勘定を、とサイフを開いてちょっと驚く。昨夜3軒回ったのは覚えていたけど、使い過ぎだ(-_-;; 危なかった。
コメント
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