泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「まあ、いいや」ではない生き方とは?

2009-01-22 23:44:32 | 丹下一の泡盛日記
 ストーンズの「シャイン・ア・ライト」、また観ちまった。。。

 20歳くらいの層に人気だという漫画を読んだ。主人公の女の子はバンドをやっている彼と同棲していて、一応会社に勤めている。彼女が会社を辞めて事故死する彼に代わってバンドのヴォーカル+ギターになっていく、というストーリー。
 その中でちょっと地雷を踏まれた台詞があった。「大人になるのは、まあいいやってこと」「まあいいや」を繰り返していくのが大人の世界、とか。
 自分としては「まあいいや、で生きてるのはそっちの方じゃねえのか!?」と突っ込みたくなる。
 
 戦後60年以上、特に荒れ果てた学生運動の嵐の後、ものを考えない子どもをつくろうと一生懸命になってきた政府にやられているとは思う。
 そして自分は「まあ、いいや」がなかったとは言わないが、もうちょっと頑固だった。貧乏も楽しかった。ロマンと夢があったから。
 漫画の中みたいに風呂にシャワーがついていて部屋が複数のアパートに暮らしたのは30歳過ぎだった。
 頑固ではなく信念があると言ってもらいた。そんなこと書くんなら、もうちょっと「まあ、いいや」ではない生き方をしてもらいたいと思う。

 こんなことを書くのは自分が充分おっさんになった証拠かもしれないな。。。
コメント
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