泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「20世紀少年」読了

2009-01-14 18:29:54 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、早めにベッドにももぐり込む。エアコンがつかないので寒い。
 どうも連休の疲れが抜けてない感じ。こんな時は早めにベッドにもぐりこみ読書。といっても「20世紀少年」という漫画。
 以前雑誌で連載中に読んでいたが娘たちが好きで、なんだかんだで全巻ある。これは読み出したらとことん行きそうなので、手を出さずにいたがいい機会だ。17巻まで読んで眠り、朝起きて最後まで読んだ。

 主人公が同世代で、かつ自分はオウムのサリン事件を同時期に体験しているので様々なことを思い出す。
 TVの深夜討論番組で麻原彰晃があきらかに論点をずらし自分が視覚障害者であることを訴えると他の評論家たちの腰が引けてしまう。「そらあなた話の筋が違うでしょ」と言えない。なんだこいつらは、と思った。
 そんな「ちょっとした」ことからどんどん付け込まれていくのだということを知った。

 昼からずっとPCに向かっているのだが、仕事がどうもはかどらん。のろのろとしている自分が気に入らない。
 5時の鐘(チャイム)を聞いたわんこたちが大騒ぎ。「もう時間じゃないですか!」「暗くなっちゃいますよ」。考えてみれば今日は家から一歩も出ていない。
 玄関で靴を履きだすともう大騒ぎ。しばらく一緒に散歩してないからな。こんなに興奮してくれてありがたいことだ。
 絵の具を流したような夕焼けにシルエットの富士山が浮かんでいるのを見ながら走る。
 この丘の上からこういう空をみていると山を歩いていた学生時代を思い出す。ちょっと元気になった。
コメント
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