泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

クリスマスイブに

2008-12-24 17:03:59 | 丹下一の泡盛日記
 もう朝から全身が重たくて起きられない。急ぎの仕事がなくてホントよかった。

 今日はクリスマスイブなので、掃除を終えたかみさんは昼からはかねて用意のターキーを焼く準備に忙しい。
 日本人はクリスマスイブが大事なようだが、Cちゃんは「明日はクリスマスだねえ」ともちろん25日が本番。

 小さい頃カトリックの保育園に通っていた。先生たちはみんなシスター。クリスマスはとても厳粛で静かな日だった。
 中学生の一時期だけ日曜日にプロテスタントの教会に通っていたことがある。元俳優の先生にとてもお世話になった。(自分はこの人が「ジャイアント・ロボ」という番組に出ていたのを覚えていたので、ちょっと興奮した)
 こちらもクリスマスは祈りとともにあった。

 だから小さい頃三角帽子をつけたお父さんたちが鳥のモモ焼きを食べながらビールを飲みまくる「クリスマス」には強い違和感があった。それは今でも基本的に変わらない。
 かみさんは洗礼を受けたプロテスタントだが日曜日に教会に出かけるのを見たことがない。が、彼女にとってクリスマスはやはり特別な日。
 そして子どもたちにとってもママがターキーを焼く日として記憶されている。
 
 ま、かみさんと子どもが喜んでるならいいか、とこの頃は気にせずターキーを食べてワインを飲む日になっている。
 江戸馨さんによると、この頃イスラエルでもクリスマスを「楽しむ」ようになったとか。日本を真似して恋人たちがデートする日になっているのだそうだ。
 ついでにイスラムのラマダンもはやらせたらどうなんだろう。実際にはラマダンの間は夜に食べ過ぎて太るという人もいるらしいが、昼間は精神的な気持ちになってよいという人もいる。
 まあ自分はイスラムに改宗して酒を「卒業」した方がいいかも知れぬ。

 ターキーはあと90分で焼きあがる。わんこたちも匂いがするのかそわそわしだしている。
 まだまだ時間がかかりそうなので大量のネギとちくわだけのお好み焼き(ネギ焼きと称している)を焼いて、ビール♪ 子どもたちもこれは大好き。
 今日はゆっくりと家族と一緒の時間を楽しむことにしよう。
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嘆きの地蔵、無事終了

2008-12-24 01:07:48 | 丹下一の泡盛日記
 今朝はかみさんにおくってもらい5時過ぎの電車で都内へ。7時集合でロケ。めちゃくちゃ寒い。昨日の気温が生ぬるかったのでちょっときつい。
 朝7時の目白駅は空気もなんだか青みがかっていた。

 なじみのチームでロケ。さくさく出番を終えて保谷のこもれびホールへ。市民ミュージカル「嘆きの地蔵」の本番。
 自分はスライド担当だったので客席のど真ん中で観ることができた♪ やっぱり本番だとみんな跳ねる。うれしい。出演者もスタッフもみんなすごいな。こういう素敵な時間に立ち会うことができる自分は本当に幸せだ。
 そして無事終了。楽屋エリアでの打ち上げを終えて大人チームと居酒屋へ。のんびりしたお酒の時間がまったりと過ぎていく。

 これで今年の本番は全て終了。同時に重たい疲れがのしかかってくるようだ。急に体の底にしみこんだ朝の寒さが戻ってくる。
 帰宅して久しぶりに長い風呂。冷えがとれないのでワンショット入れて眠ります。しかし今年1年を振り返ろうとしても1月や2月を思い出せない自分がいる。「サヌカイト」が遠い昔のことのようだ。
 
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