昨日、日曜日、朝から気合の入っている娘2に「まだなの~? まだなの~?」とせかされつつちょっとお仕事。
そしてさっかくだから自分もちょっとシックなシャツを着てお出かけ。埼玉新都心のさいたまアリーナへ。ここに来るのは初めて。二人しておのぼりさんだ。
大宮駅なんて何年ぶりだろう。東北新幹線が上野に来るまではけっこう来ていたぞ。
椎名林檎の10周年記念コンサートに来たわけだが、ここにはジョン・レノン・ミュージアムなるものもありはずすわけには行かない。
子どもの頃のノートへの落書きや自分でつくった「雑誌」など面白い。
またオノ・ヨーコが大好きな自分としては彼女の「Yes」が再現されていて嬉しい。
自分の周りではしばしばオノ・ヨーコは非難の対象だった。ビートルズを解散に導いた女だとか、ジョンを変えてしまった女、などなど。
今ではその大半が日本人なのに英語を話し海外に飛んでいって、あのビートルズのメンバーと対等な関係を結んだことへの嫉妬に基づく中傷としか思えない。
展示の最後にジョンの残した数々の「ことば」が提示してあって、娘2はいたく感動。おまけに「日本語訳より英語の原文の方がダイレクトに響く」とのたもうた。
40歳で亡くなっているからこれらのことばはそれ以前のもので、やはり大きくて深い体験を重ねてきて、それと戦い続ける運命を引き受けた人間は違う。
そして時折、その中にのぞく「若さ」も理解できる歳に自分はなっている。
出口のアンケートになにやら熱心に書き込む娘2。親馬鹿な自分は、そのことば集を買い与える。
そしてアリーナの中へ。椎名林檎のコンサートは素晴らしかった。自分が好きな初期のアルバムからの選曲を中心に。70人ほどのフルオーケストラとバンドをバックに全身を投げ出すようなこえと存在感。
じっくりと聴いた。完成度が高く、そしてその自分自身を破ってエネルギーが噴出してくる表現は大好きだ。
最終日だから書いてもいいかと思うがキッチンのセットで包丁振り回しながらうたうシーンには笑った。自分は最高のものに出会うと笑い出すクセがある。
もうあまりそんなことを言う人もいないと思うが、90年代後半でも演劇村にはまだ「現代人の孤独がうかびあがる」なんてことばを使う人がいた。自分もどこかでそれにひっかかっていたが、椎名林檎の「寂しいのはお互い様で~」という歌詞ですべて吹っ飛んでしまった。
「孤独」なんて前提条件だ。大事なことは現在、そして未来。
そしてさっかくだから自分もちょっとシックなシャツを着てお出かけ。埼玉新都心のさいたまアリーナへ。ここに来るのは初めて。二人しておのぼりさんだ。
大宮駅なんて何年ぶりだろう。東北新幹線が上野に来るまではけっこう来ていたぞ。
椎名林檎の10周年記念コンサートに来たわけだが、ここにはジョン・レノン・ミュージアムなるものもありはずすわけには行かない。
子どもの頃のノートへの落書きや自分でつくった「雑誌」など面白い。
またオノ・ヨーコが大好きな自分としては彼女の「Yes」が再現されていて嬉しい。
自分の周りではしばしばオノ・ヨーコは非難の対象だった。ビートルズを解散に導いた女だとか、ジョンを変えてしまった女、などなど。
今ではその大半が日本人なのに英語を話し海外に飛んでいって、あのビートルズのメンバーと対等な関係を結んだことへの嫉妬に基づく中傷としか思えない。
展示の最後にジョンの残した数々の「ことば」が提示してあって、娘2はいたく感動。おまけに「日本語訳より英語の原文の方がダイレクトに響く」とのたもうた。
40歳で亡くなっているからこれらのことばはそれ以前のもので、やはり大きくて深い体験を重ねてきて、それと戦い続ける運命を引き受けた人間は違う。
そして時折、その中にのぞく「若さ」も理解できる歳に自分はなっている。
出口のアンケートになにやら熱心に書き込む娘2。親馬鹿な自分は、そのことば集を買い与える。
そしてアリーナの中へ。椎名林檎のコンサートは素晴らしかった。自分が好きな初期のアルバムからの選曲を中心に。70人ほどのフルオーケストラとバンドをバックに全身を投げ出すようなこえと存在感。
じっくりと聴いた。完成度が高く、そしてその自分自身を破ってエネルギーが噴出してくる表現は大好きだ。
最終日だから書いてもいいかと思うがキッチンのセットで包丁振り回しながらうたうシーンには笑った。自分は最高のものに出会うと笑い出すクセがある。
もうあまりそんなことを言う人もいないと思うが、90年代後半でも演劇村にはまだ「現代人の孤独がうかびあがる」なんてことばを使う人がいた。自分もどこかでそれにひっかかっていたが、椎名林檎の「寂しいのはお互い様で~」という歌詞ですべて吹っ飛んでしまった。
「孤独」なんて前提条件だ。大事なことは現在、そして未来。