泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

すさまじかったいじめのストーリー

2007-12-21 10:38:00 | 丹下一の泡盛日記
 昨日の小学校でのパフォーマンスは重いものだった。子どもたちのために真っ直ぐ立ち続けようと開き続けていたが、精一杯だった。
 小学校1年生で、こんな思いをしているのか。小学校5年生でこんなことばを使うのか、という驚きと悲しみ。もちろん全国ですさまじい状況があることはこの数年の作業で実感していたが、重い固まりを突きつけられたような気持ちだ。

 ひどいいじめにあった小学校1年生が授業にも出られずに登校するといつも体育館に隠れていた。そこで何もしない先生もすごいと思うが、苦しくて先生に相談したら「もう小学校1年生なんだから自分で解決しなさい」と言われた。
 母親が気づいて教育委員会に駆け込み転校。その後も転校して今の学校に。「今はどう?」との質問に「ここでは人間扱いしてもらえる」と応えた。小学校5年生が。

 少し話しはずれるが日本の運動部ではしばしば鉄拳制裁がおこなわれる。戦後の学校もそうだったが、それは日本の軍隊からの流れだ。日本の軍隊ほど暴力やいじめがすさまじいところはなかったという。世界の軍隊の中でも。なぜなんだろう?
 時折もれてくるが今の日本の軍隊でもきっとそうなのだろう。
 そしてそんなチーム/軍隊が強いはずがない。一時強くても長持ちするはずがない、と思う。
 
 空港へのバスに乗って爆睡。そして飛行機に乗って「シートを倒してもいいよ」サインが着く前に眠り込み、着陸して目が覚めた。

 かみさんが車で迎えに来てくれて帰宅すると風呂。ああ、やっぱり自宅の風呂が一番だ。

 今日は「サヌカイト」出演のベーシスト金井さんと初めてお会いする。雑誌のインタビューをへて、夜はイー・ウーマンのクリスマス・パーティー♪
コメント
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