泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

ギターフェスティバルでDNAを思う

2006-10-30 16:27:20 | 丹下一の泡盛日記
 この週末のテレビ視聴時間は、いつもの数か月分だった。
 昨夜、ギターフェスティバルも見てしまった。クラプトンが出ていて、おっと。アメリカのブルース系ギタリストを中心にした音楽祭。知らない顔も多かったが、みんなレベル高い。
 そして、懐かしやジョー・ウォルシュや実は大好きなZZ TOP。BBキング、サンタナとクラプトンがサンタナの昔の名曲をやったりしていて、素直に楽しんだ。
 この頃、サザンロック、アメリカ南部のブルースをベースにしたロックが沁みる。トム・ペティの新しいソロを車につみっぱなし。「夜、眠った街を通り過ぎていく。自分が何者か誰にもわからないやっかいな時代だけど、走り続けるしかないんだよな」なんて歌詞が妙にヒットしたりしている。

 ところで、ナショナル・ジェオグラフィック誌によると人類のDNAを調べていくと、たった8人に行き着くとか。ブッシュマンの祖先の人々がすべての人類の祖先らしい。だから人類は皆兄弟とまではいかなくても、実は皆親戚なんだそうだ。
 だからであろうか、白人だったり黒人だったり人種が違うのに知人にそっくりな人を見かけることがある。昨夜のライブ映像でも年をとって白髪になり、ちょっと太めになったジョー・ウォルシュが、金沢在住の僧侶で俳優のNさんにそっくり。顔というか表情の動き方、笑い方なんか、もうそのもの。100万年前には兄弟か親子だったに違いない。
 
 20歳の頃だったか、知らない人が一生懸命呼んでいる。自分だと思っていなかった。すぐ近くまで寄ってきて、その人たちが驚くこと。そっくりな全くの他人だったらしい。だからどこかに自分とそっくりな人が(まあ3人入るとか言うしね)いるのだろう。会ってみたいような、みたくないような。。。
コメント
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