たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

長野電鉄屋代線の存続問題

2009年03月30日 | Weblog

長野地区公共交通
   
対策会議役員会を行いました。


 3月30日(月)、私が代表委員を務める長野地区公共交通対策会議の役員会を行いました。
 今日の議題は、長野電鉄屋代線の存続問題。
 この間の行政や電鉄等の動きを報告しあい現状を把握するとともに、今後の対応策を協議しました。


 この間、関係三市と長野電鉄、県等により「法定協議会」設置に向けた話し合いが行われて来ましたが、この協議会の検討対象は屋代線に限定せず長野線も含め全体を対象にする動きとのことで、屋代線に限定してしまえば、これまでの経営状況から存続は厳しいと判断しているのではないか。
 電鉄の経営努力は当然としても、鉄路全体での運賃値上げの方向を模索しているのではないか。
 鉄路全体を対象とすれば三市のほか、小布施、中野、山ノ内も含めた協議会になるということか。そうなると、返って屋代線の存続問題が取り組みにくくならないか。
 屋代線は、定期券利用者が8割を占める中で、これ以上の利用促進と言っても期待出来ないのではないか。
 観光との接点や駅広を利用した野菜等の直売所で有名にするなど、様々な方策も考えられるが、沿線の住民の皆さんが本気にならないと存続は無理ではないか等々、様々な意見交換が行われました。


 そして、対策会議としては行政の動きを待つのではなく、まずは沿線住民の皆さんの意向や活性化策の調査を行い、その結果に基づいて行政への働きかけを行うことにしました。
 また、調査結果が出たところで、第2回の「公共交通を考えるシンポジュウム」を開催し、世論の関心を高める取り組みを行うことにしました。(6月27日・松代を予定)
 これから、また、忙しくなります。


 ところで、前に、このブログで屋代線の存続問題は、これまでの経営情況を見れば「よくここまで頑張って頂いた。」というのが率直な感想であり、存続させるには住民自治協議会がこういう時こそ立ち上がるべきと指摘しました。


 そして、嬉しいことに最近その動きが出て来ました。
 それは、若穂地区の住民自治協議会です。
 そのホームページには、「屋代線などで緊急会議」として、下記の記事が掲載されています。
 私は、この若穂地区住民自治協議会の活動に期待します。

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若穂地区住民自治協議会のホームページから

 「長野電鉄 屋代線の存続問題 が大きな課題となってきた、沿線地元の若穂。
長野電鉄と県、沿線3市が対応策を検討する中、3月23日には地域振興部会と若穂地域開発推進委員会(前角貞夫会長)合同の緊急会議が開かれました。
 テーマは《若穂の地域振興について》。
 屋代線や、昨年撤退したSEIYUスーパー問題などで多くの発言が出されています。


 屋代線については、通学では使うが一般はあまり乗らない、何年も乗ったことがない…という実態から、どのように利用率アップを図ることができるのか?
 「公民館のイベントなどでは意識的に電車、バスを利用したら」
 「以前、新聞に屋代線をとりあげた子供新聞の紹介があった。そこで乗客を増やす提案がされていた」
 「沿線の連携も必要」
 「花見列車のように、長野電鉄も工夫してほしい」
などの発言がありましたが一方では、
 「黒字になるほど利用するかと言われると、自分はどこまで貢献できるか考えてしまう」
という率直な声もありました。


 この席で、『ほんわか・ほ』協議会は緊急アピール行動を提案。
 「乗って残す公共交通」への盛り上げを図るため、往復電車を利用した《電車にゆられて古代の旅》のイベントです。


 提案に対しては、
 「乗ってみることで、車窓から豊かな田園地帯を見つめ直すのもいい。どうすれば豊かな若穂をつくることができるのか考えることができる」
 「その時の新鮮な気持ちや気概を、アンケートで残してほしい。アイデアも含めて聞いたらどうか」
 「若穂の活性化ということでは、やっていかなければならない。イベントはいいことだ」
と積極的な賛意が示され、”まずは乗って考えよう”とこの日の会議は集約されました。
 緊急アピール行動に、多くの皆さんが参加してほしいものです。


 *詳細は、4月1日全戸配布の「号外」でお知らせします。

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