たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

小沢代表「辞任を」66%

2009年03月27日 | Weblog

今こそ、信頼される政治の出発点に!


 昨日、ある友人(前県議)の方から、民主党の小沢代表の代表留任と「政治と金」に関することに「たけちゃんはなぜ触れないのか」と長文のメールをいただきました。
 そして、この長文の最後は、下記の言葉で締めくくられていました。


「たけちゃんは、たけちゃんらしくはっきりと書くべきです。
 民主党が政権を取る目前に来ているから、(たけちゃんが民主党か社民党か分かりませんが)余分なコメントはしないというのは、たけちゃんらしくありません。
 政権間近だからこそ、はっきりと言うべきです。
 どんな社会を作りたいのか、どんな政治家を望むのかはっきりと書くべきです。
 法律問題だけで、今回の問題を語るのは本質ではないと思います。
 この際、世代交代をして真の民主党を作り政治改革を行うべきです。
 
 是非、たけちゃんの思いを書いて下さい。
 政治から離れた身である自分が思う事を書きました。
 もう自分は、具体的な行動が出来ません。
 たけちゃん期待しています。
 頑張って下さい。
 新しく誕生したお孫さんの為にも。」


 そこで、今日は私の考えを述べます。


小沢代表「辞任を」66%  共同通信の緊急電話世論調査【共同通信3月26日】

 「共同通信社が25、26両日に実施した全国緊急電話世論調査で、民主党の小沢一郎代表が西松建設巨額献金事件で公設第1秘書が起訴された後も続投を表明したことに関し「代表を辞めるべきだ」との回答が66・6%に上り、「代表を続けてよい」の28・9%を大きく上回った。
 事件に関する小沢氏の説明を「納得できなかった」との答えも79・7%に上り、「納得できた」は12・0%にとどまった。麻生内閣の支持率は23・7%で、今月7、8両日実施の前回調査から7・7ポイント増加し、不支持率は63・5%と7・3ポイント減少した。
 小沢氏の説明に多くの国民が納得せず、続投も支持していない現状が浮き彫りになったことで、小沢氏の進退に関する民主党内の議論にも大きな影響を与えそうだ。
 麻生太郎首相と小沢氏の「どちらが首相にふさわしいと思うか」との質問でも麻生氏が前回比7・5ポイント増の33・1%、小沢氏が同2・4ポイント減の31・2%と逆転した。」


 私も、民主党は「今こそ、国民に信頼される政治の出発点に」するため、小沢代表は辞任をし、「政治と金」の問題について清潔な法案を提案するなど、新たな出発をすることが、寧ろ国民の信頼を得ることとなり「政権交替」への近道であると確信しています。
 今こそ原点に帰り、経済危機で生活が脅かされている多くの国民の生活者の視点に立脚した政党に生まれ変わるチャンスです。


 とは言っても、民主党形成の経緯からして自民党や民社党、旧社会党、そして松下政経塾出者まで幅広い議員で構成されており、政治的理念というより利害関係で「構成」されている「政党」であるため、今回の様な誤った判断しか出来なかったと推測します。


 しかし、小沢代表自身が5億円のヤミ献金が発覚した東京佐川急便事件の故金丸信氏のカバン持ち的役割をしていたことや、自民党幹事長時代に自民党への企業献金集めの中心的役割を果たして来た経過を国民は覚えており、今回の西松建設の裏金問題について、献金された行為が政治資金規正法違反に該当するかどうかが問題でなく、「二大政党」と言っても「政治と金」の問題について体質的には自民党と同じであり、民主党が「政権交替」を主張しても本質的には何も変わらないと多くの国民がみつめていると思います。


 そして、そのことや民主党の他の体質も含めて、この問題が起こる以前の各種世論調査結果でも、これだけ国民の実生活から自民党の支持率が低迷しても、その割りに民主党の支持率につながらない要員であると私は思います。


 今回の民主党小沢代表や自民党等の「政治と金」をめぐる問題で、民主党が政権を奪取し真に国民に信頼される持続可能な政党として多くの国民に認知されるための最低条件は、小沢代表を交替し、「政治と金」の問題について党内で一歩も二歩も前に改善する施策を打ち出すことです。


 私は、社会民主党所属議員ですが、これまでの自民党政権下での施策により、現在、多くの国民や地方自治体が苦しんでいる現実を直視すれば、不安を抱えながらも「政権交替」を行うことによって「より増しな政府」を作り、そこから新たな活路を導き出すことが出来ると思っており、そのためには「健全な政党」として民主党が脱皮・発展することを願うものです。
 しかし、憲法への価値観なども含め今後の日本の政治を担う政党が「自分党」でなく、真に「社会民衆党」の立場で担う政党が誕生するまでは、その「くさび役」としての社民党の存在価値があると私は思っており、今後も信頼される政治の確立のため活動をして行く決意です。

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