たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

公共交通問題

2008年09月25日 | Weblog

生活バス路線維持確保のための貴重な提案


 アルピコグループの再生問題や信南交通の生活バス路線からの撤退表明など、不採算路線の生活バス路線等の公共交通機関の存続が危ぶまれる中、持続可能な生活バス路線等の存続をどうするを話し合うため、7月13日「公共交通を考える市民の集い」が開催され、長野市内や県内外から約450人が参加しました。
 この集いでは当日、参加者に生活バス路線の維持確保が厳しさを増している状況に、今後の対応のヒントになればと、公共交通の在り方等についてアンケートを実施していました。
 最近そのアンケートに対する回答の詳細が私の手元に届きましたので、その多くのご意見の中から今後参考とし生かすべきと思われる貴重な提案を紹介します。
 なお、今後、こうした提言を踏まえ私としても具体的に取り組むべき課題をまとめ提言したいと思っておりますので、皆様からのご意見をお待ちしています。


車を持つ人と自動車業界に対して、新税の新設をすべきです。(生活バス路線維持のため)財源がなければ、工夫・知恵だけでは難しいと思います。自然環境、空気を汚す分の税金はとるべきです。(長野市・男性・50歳)
利益を優先する会社が運営する公共交通でなく、協同組合のような方法で公共交通を運営することはできないものでしょうか。(長野市・男性・66歳)
茅野さんの車にさらに税金の話し、仕方がないのかなと思います。川中島バスの青柳社長の企業に企業の広告を入れる話しで、個人の広告も小さなワクで売り出されたら良いのでは。
路線の見直し等、地域と駅だけでなく横の線も多くして欲しい。(長野市・男性・54歳)
長野市北部は便利だが、南部は人口が増えても川中島や今井にはバスが少ない。トイーゴに大きい駐車場を作ったのは、市として施策が矛盾しているのではないか。(長野市・男性・32歳)
マイカーを強く規制するような方向(例えば、環境税の導入-長野モデルの構築)。その税収を地域交通の補助に使用する。金さえあれば、車を買い勝手にCO2をたれ流して平然としている時代ではない。(長野市・男性・69歳)
タクシーも規制緩和の見直しが始まりました。バスも見直すべき。(長野市・男性・42歳)
住民自治協議会でバス川バス等から借りて運行させるのも手かなと思う。(長野市・女性・35歳)
とりあえずは市民の意識の改革、キャンペーン。数年前のようなノーマイカーデーの設置、バス専用レーンの拡大、公共交通利用者への優遇措置、交通弱者の保護。(長野市・男性・45歳)
長野電鉄、アルピコグループのスーパーマーケットが協力し、天ぷら油の廃油の集積コーナーをつくればいい。通勤の途中に、ヘットボトルに入れて出します。バス運転手さんの笑顔、明るい対応、態度が欲しい。(須坂市・男性・49歳)
ICカード導入をぜひ行って欲しい。導入のメリットは小銭を用意しなくても良い。(運賃を気にしなくてよい。)運賃表を見ることもなくなる。乗り降りがスムーズになり、運行時間が正確になる。(長野市・男性・47歳)
今主婦の間だではポイントが付いたりすると利用する人も多くなっていますし、家族割なども考えたら良いのでは。(長野市・男性・30歳)
年間利用方法の検討や家族割等の検討をしては。パスポートの様な形でICカードで利用が確認出来る。(長野市・男性・41歳)
ノーマイカーデーを増やして欲しい。(箕輪町・男性・41歳)
マイカーの普及が進んでいる地域ほど、糖尿病の患者が多いという話しを医師から聞いたことがある。日常的に公共交通を利用していれば、大げさに言えば認知症の予防にもつながるのではないか。日本でも「マイカーよりも公共交通が全ての面で優先される。」という社会的コンセサンスを作りあげるべきと思う。停留所で乗客を搭乗し発車しようとしているバスを後続のマイカーが何台も続けて平気で追い越していく場面を見ると、何ともやりきれない気分になる。長野駅の鉄道の利用者が増えなければ、長野駅発のバスの利用者も増えないという相関関係に着目すべき。そのためには、鉄道の利便性も高めるべき。(坂城町・男性)


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