中央児童相談所が
移転改築オープン
長野市若里の社会福祉総合センター内にあった中央児童相談所が、旧公衆衛生専門学校(県庁北側)に改築移転し、2月22日開所式が行われました。
中央児童相談所は、相談件数の増加や一時保護需要の変化により狭隘であり、移転改築し児童の処遇改善を図ることが課題となっていました。
この課題について、私は健康福祉委員会で、旧公衆衛生専門学校(県庁北側)を活用し移転改築する予算を早期に計上するよう求めて来た経過があります。
この移転改築により、相談所体制は、相談室が5室から11室となり、一時保護体制が児童居室が3室から8室となり、被虐待児と非行児童等の混合処遇状況を解消し、男女別浴室確保と定員も現在の10名から15名となりました。
総事業費は、3億7千900万円余でした。
児童虐待の相談件数は、県全体では平成16年度509件から平成22年度839件と増加しており、この内、中央児童相談所の相談件数も同209件から300件へと増加しています。
その意味で、改築移転し機能を充実した中央児童相談所の役割が期待されます。
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