たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

静岡県立大学の視察

2016年11月01日 | 私の議員活動

 静岡県庁で、県立大学法人化の説明を受けた後は、静岡県立大学に伺い説明と大学内をご案内頂きました。
 静岡県立大学は、昭和62年に静岡薬科大学、静岡女子大学、静岡女子短期大学を改組・統合して開学した総合大学です。
 学部は、薬学部(定員120人)、食品栄養科学部(70人)、国際関係学部(180人)、経営情報学部(100人)、看護学部(120人)、計一学年590人規模の大学です。
 大学の目標は、学生を第一に考え、学生生活の質の向上を図り、高度かつ秀逸できめ細やかな教育を提供することで、社会に貢献できる有為な人材を育成するとともに、独創性豊かで高い学術性を備え、国際的な評価に耐え得る研究の推進すること。県政や産業界との連携を図りながら、卓越した教育と高い学術性を備えた研究による成果を地域に還元するとともに、諸外国から学生・研究者を積極的に受け入れ、また、世界に情報発信することにより、静岡県の国際交流の強力な推進力となることとしています。
 学生約3千人の内、約6割が県内出身者で就職も約6割が県内に就職しているとのことで、就職率では平成27年度、学部が99.1%、大学院が97.7%、短期大学部は100%とのことでした。
 大学の特徴としては、平成26年度文部科学省の「地の拠点整備事業」として採択され、超高齢社会における「からだの健康」「こころの健康」「地域の健康」を目指し、県や市と協働した活動を行っていること。
 平成26年度から、「しずおか学」科目群を新設し、全学生の必修科目としたほか、グローバル人材の養成に向けた教育の充実として、外国語を使用した授業等の導入や、全学共通科目では言語科目以外での「英語による科目」を7科目から21科目に増加したとのことでした。
 これらの取り組みは、本県が新設する県立大学が目指す概要と似ていますが、少子化の中で、新県立大学を全国の公立大学に対し優位に運営して行くためには、激動する社会やグローバル社会に対応できる教養育成のため、長野の歴史や文化を学び親しむ「信州学」のカリキュラムへの位置付け、英語授業の増加と海外留学の実施、一学年寮生活による教育内容の具体化など、着実な実施と早期定着が求められていると実感しました。

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