3月26日(土)は、社会民主党長野県連合第24回定期大会が開催されました。
来賓には、先の総支部代表者会議で7月の参議院選に向けて推薦を決定した長野選挙区候補予定者の杉尾秀哉氏も出席し、決意を述べました。
また、全国連合からは、又市征治幹事長が出席し約40分間、情勢報告や今後の取り組み等についてお話しを頂きました。
運動方針の質疑では参議院選への取り組み等について活発な論議が行われました。
なお、県連合代表として大会冒頭で行った私の行った挨拶は、次の通りです。
【県連合代表挨拶】
社会民主党長野県連合第24回定期大会を招集致しましたところ、代議員の皆様にはご出席を賜り感謝を申し上げます。
また、ご来賓の皆様には、ご多忙な中、ご臨席を賜り心から御礼申し上げます。
第24回定期大会にあたり県連合常任幹事会を代表して挨拶を致します。
私達は昨年5月30日に開催した定期大会以降、何といっても政府が閣議決定した集団的自衛権行使容認の法制化をさせないため、労組会議の皆さんと連携し広く文化人等の皆さんに呼びかけ発足させた「戦争をさせない1000人委員会・信州」等と連携し、6.7長野県県民大会をはじめとして、県内各地で様々な活動を展開して来ました。
しかし、7月16日衆議院での「安全保障関連法案」の強行採決、9月19日の参議院での、あの強行採決と自公政権の暴走により、押し切られてしまいました。
戦後70年のこの年に、「戦争をさせる国にするな!」「立憲主義を守れ!」と真剣に闘って来ただけに、また、多くの世論が反対していただけに、「まさか」という思いが駆けめぐりました。
と同時に、「このままでは終わらせない」「こんどは戦争法を廃止にするために、何をなすべきか」の闘いがはじまりました。
そのため、社民党県連では、民主党県連に対し1人区となった参議院選長野選挙区において自民党に議席を渡さないため連携して無所属統一候補の擁立を複数回要請し、結果として現職の後継者であることから民主党公認として杉尾秀哉氏が出馬することになり、共産党も含めた野党統一候補として政策協定を結び推薦し必勝のため闘うこととしました。
そして、この間の取り組みは、「戦争法」廃止と憲法改正を許さない流れを確立するために、全国の一人区での野党統一候補の拡がりと、衆議院選での野党共闘も視野に入れたものでもあります。
まず、今定期大会において、7月の参議院選に向けて、この経過を踏まえ、何としても選挙区での杉尾氏の当選を勝ち取るため全力を尽くすことを確認しあいたいと思います。
社民党は社会党から社会民主党に党名を変更し、新たな出発をしてから20年の節目を迎えました。とはいえ、社民党の危機的な状況は依然として続いており、特に7月の参議院選は、党の存亡をかけた闘いです。
しかし、前回の参議院選で社民党は全国比例での又市征治氏一人の当選に止まった厳しい状況を考えると今回目標とする全国比例での2名以上の当選は至上命題ではありますが、このままでは厳しい情勢にあると言わざるを得ません。
つまり、そのことは党員一人一人が、前回参議院選での倍以上の力を発揮しなければならないことを意味しています。
また、戦後、社会党時代から今日まで果たして来た護憲や非核等をテーゼとし、額に汗して働く人々のための政治を貫いて来た社民党が、このままでは終わってしまうということを、広く支援者の皆さんにご理解いただき、支援の輪を広めてもらう取り組みが問われています。
本大会に出席された代議員の皆さん。
私達は今、党の存亡と日本の将来について、「危機感」を共有し合い、当面、参議院選に向け、選挙区での杉尾氏と全国比例で重点としている吉田ただとも党首の必勝、この二つの課題に集中して全力で取り組むことを要請します。
また、県連合は今後、衆参同時選挙も想定した闘い方について、全国連合や北信越ブロックと協議しながら、早期に具体化を図ることにします。
今年は、平和憲法制定70周年を迎えます。
私達は、日本の将来が平和であり続けられるか岐路にある今、何としても平和憲法を守りぬくために、社民党の総力を挙げて闘い抜こうではありませんか。
以上を申し上げ、県連合代表としての挨拶とさせていただきます。
ともに頑張りましょう。
2016年 3月26日
社民党長野県連合代表 竹 内 久 幸
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