9月議会開催中の10月2日に、先に策定した「『長野県新総合交通ビジョン』の掲げる交通の将来像の実現を目的とする」として、「新総合交通ビジョン推進議員連盟」が設立されました。
4年ほど前までは、疲弊する地域の公共交通の再生や北陸新幹線(長野経由)の金沢延伸に伴う並行在来線問題、JR中央線の高速化、リニア中央新幹線のルート決定、規制緩和によるタクシー労働者の処遇改善等について審議し議会として報告書を提案した経過があります。
今回、議連が結成された背景には、県として向こう30年間の交通の在り方を示した「新総合交通ビジョン」に対し、リニア中央新幹線のルートが決まったことへの今後対応や幹線道路整備の促進、新幹線金沢延伸に伴う例えば千曲新駅の設置など様々な思惑があります。
私としては、この4月に期間が終了した中期総合計画に「鉄路維持」と銘記しながら長野電鉄屋代線が廃止された経緯を含め、県民生活にとって重要である生活に身近な公共交通の維持・確保のための議連となるよう、取り組む決意です。
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