たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

奈良県立大学

2012年11月14日 | 長野県議会

 11月6日(火)午後3時からは、地域特性を期待し観光学科のある、県立奈良大学の調査を行いました。
 奈良県立大学は、昭和28年に県立短期大学商経科(夜間校)として開学し、平成2年に県立商科大学商学部商学科を4年制として開学、平成13年に奈良県立大学に名称変更、平成19年に昼間部へ移行し学部名を地域総合学科及び観光学科に名称変更し現在に至っています。
 大学の基本理念は、建学の精神である「人と社会の未来を創る」ことを実現するために、地域や観光に関する教育・研究を通じて、地域づくりに貢献できる優れた人材を育成するとともに、教育・研究活動の成果を地域に還元するとしています。
 また、現在設置されている地域総合学部の地域総合学科では、地域の自然・歴史・文化・産業などについて総合的に学び、将来の様々な地域・分野に貢献する豊かな創造力を備えた人材を育成するとし、同部観光学科では、世界遺産に囲まれた奈良の地域で、観光に関する学問的思考力を身につけ、観光によって地域資源を活用し、地域に活力を与えることができる創造力を備えた人材の育成をするとしています。 現在の学生数は674名で、内県内出身学生の割合は今年度は8.7%、志願者と合格者の割合は約2.2倍、就職率はここ数年90%以上とのことです。
 特色ある授業としては、英語で奈良を案内する「観光英語」や実際に現場で学ぶ「地域現場実習」等が行われているということでした。
 大学の地域貢献では、各教員のゼミで様々な課題設定によるフィールドワークを県内各地で実施しているとのことでした。
 奈良県立大学を調査し思ったことは、税を使い運営する大学の役割は、全国から集う学生による地元経済の活性化のみならず、観光など県が目指すべき方向への人材育成と合致しているかどうかです。
 その意味で、「観光立県長野」を目指す本県として、新たに創る4年制大学には、そうした要素も含め検討すべきと思いました。

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