忙中、閑なし

また忙しくなりそうな予感がひしひしと。
といって、別にヒマではなかったのだが、
去年の年末から今年の始めにかけて
めまぐるしいほどの状況だったので、その再来という感じ。

『遭難フリーター』というドキュメンタリー映画を撮った、
岩淵弘樹監督に取材する。
キヤノンの工場で派遣労働者として働きながら、
自分の生きる道を逡巡しながらも見つけようとする姿を映し出した
セルフドキュメンタリーだ。

奇しくも「派遣」とか「格差」という風潮に乗った映画だが、
撮ったご本人は、しっかりと自分の撮りたいものを見つけつつあり、
その目はしっかりと前を向いていた。好青年だな、と。

いろいろと語りどころの多い映画なので、
見た人、リアルに会ったらぜひ語り合いましょう。