どうしたことだ。
なにがあったのだ。
朝起きて、シャワーを浴びて、
なにげにお湯を沸かして、
コーヒーを淹れたと思いねえ。
新聞をチラ見しながら、
暗い話題ばかりじゃのお。
とコーヒーを飲んだら、恐ろしいほど旨いではないか。
どうしたことだ。
なにがあったのだ。
水質がたまたまコーヒーに合っていたのか。
お湯の温度が良かったのか。
粉の分量が適量だったのか。
ドリップしたときのタイミングが絶妙だったのか。
お湯を注ぐ手首の動きが完璧だったのか。
自分の体調とコーヒーの味がマッチングしたのか。
神様が「うまいコーヒー飲ましちゃる」と慮ってくれたのか。
年に一度か二度、こういうことがある。
安物の粉でも極上のコーヒーが味わえることがあるのです。
惜しむらくは、
同じ味のコーヒーを二度と淹れることが
できないことなのです。一期一会。
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