Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

愛と哀しみの2250

2024年02月02日 | にやけ男のブルース
に、にせんにひゃくごじゅうえん…。

いつもの中古レコ屋で、
意中のレコを見つけたのはいいが、
ちょっとお高いんじゃございませんか、ということで、
泣く泣く諦めたと思いねえ。

だが、しかし。
家に帰り、風呂に入っても、布団にもぐっても
その2250円のアレが脳内をぐるぐる。

次の日。つまり今日。
右手に千円札を2枚。左手に百円玉を3枚握りしめ、
「これで文句ないじゃろが!」と件のレコ屋を再訪。

だが、時すでに遅し。
意中のレコはとっくに売れていて、影も形もなかったという。
嗚呼。なんということじゃあ。
と、自分を激しく責めたてるのでした。

2千円札を握りしめてぶるぶる震える
この右手をどうしてくれようか。
こうなったらやりたい放題じゃあ、とエサ箱を漁り、
意中のレコその2が380円で出ているのを発見。
さらにもう1枚、たまに見かけてもボロボロのジャケで
しかも2千円超えで買うのを諦めていた意中のレコその3が
なんと1600円でしかも美品だったという。

満面のニヤけ顔で店を出るも、
右手にはレジのお姉さんから釣りでもらった20円。
そしてずっと左手で握りしめていた百円玉3枚。
それが今日のランチ代だと気付くまで
そんなに時間はかからなかったのです。

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