Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

じんわりでトンデモ

2011年12月07日 | 映画など
テレンス・マリック監督
『ツリー・オブ・ライフ』を見る。
いかにもこの監督らしく、映像の断片を積み重ねた演出で、
観客をどこか遠くに連れて行くような麻薬的な映画というか。
ある意味トンデモ映画と言っても、いい。



父と息子の相克の物語は、
これまでいろんな映画で語られてきたが、
宇宙とか生命の誕生、という視点から語られることの新鮮さ。
巨視的な視点から極端にミニマムな視点に
移行するダイナミックなところ。
観客はただ、悠然と流れてくる映像に身を任せるしかない。

ブラピが父親で、ショーン・ペンが息子という設定も、
ある意味トンデモなキャスティングではあるのだけれど、
それでも、ラストシーンにはなんとなくじんわりしてしまう。
とにかく映像にヤラれた、そんな映画でした。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« STAND UP | トップ | 面目躍如 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (denkihababi)
2011-12-11 01:42:03
「ツリー・オブ・ライフ」は、勝手に作った神のCMだ。
前にも書いたかもしれないけど。
BMWのCMにとても似ている。
神とBMWは描く人間にとって似てるのかもね。
わりと好き。
Unknown (taco)
2011-12-11 20:41:44
神ね。そうかも。
自分も割と好きな映画です。

コメントを投稿

映画など」カテゴリの最新記事