Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

逝けない紙

2011年10月01日 | 日々、徒然に
神保町に「本と街の案内所」という
インフォメーションセンターのようなところがある。
ここに「e読書ラボ」なる電子書籍の端末が一堂に会し、
実際に手に取って読めるコーナーができたとのことで、
ちょっと立ち寄ってみる。

http://edokusho.info/

iPadやiPod Touch、アマゾンのKindle、
ドコモのGALAXY、シャープのGALAPAGOS、
あとSony Readerといった端末を一通り触ってみる。

感想だけど、どの端末も妙に重い。
分厚い本のほうがもっと重いはずなのだけれど、
電子書籍なんだから、
果てしなく軽くなってほしいという気持ちが働くのだろう。
操作性は、iPadがいちばんいいのかな、と。
日本のメーカーは性能もデザインも
すべてiPadに追従しているようだけど、
Kindleは独特なデザインで、ちょっと面白い。
本を読む専門のツールらしい外見だ。

アメリカではこのKindleが電子書籍界で頂点に立ったらしいけど、
日本にもいずれやってくるのだろう。
今のところ洋書しか読めないけれど。

ただ、端末で本を読むのはまだ先かなと、思いながら、
東京堂書店の本店とふくろう店に行く。
この書店は、いつ行っても面白い品揃え。
本店1階の限られたスペースに、
スノッブな新刊が並んでいるのは興味深い。

ふくろう店でも、
劇画家・辰巳ヨシヒロのフェアをやっていたりと独特。
それほど広くない店内をぐるぐるしながら、
泉昌之や萩原魚雷の本を立ち読みしたりする。
買いたいけど、我慢。
その前に読まなきゃいけない本があるからと思い、
後ろ髪を引かれながら、帰途に着くのでした。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 恋する自主規制 | トップ | 強度があるのは理由が »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々、徒然に」カテゴリの最新記事