スウェーデンの作家
マイ・シューヴァルが亡くなったとのニュースが。そうなのか。
夫のペール・ヴァールー(故人)と共に書いた警察ミステリー
ストックホルムの刑事マルティン・ベックシリーズで有名な作家だった。
「笑う警官」「唾棄すべき男」「サボイホテルの殺人」など、
10冊シリーズでどれも面白く
高校の頃に角川文庫でよく読んだなあ、と。
混沌とした犯罪都市ストックホルムを舞台に
猟奇的な事件をなんとか解決していく
中年刑事の物語は無類の面白さだった。
今は新訳となって刊行されているみたいだから、また読みたいな。
昔の角川文庫の装丁がかっこよかった。
イラストが素晴らしい。関係ないけど、
上の大きな顔のおっさん、リチャード・ウィドマークに似てるなあ。
このシリーズのうち何本かは映画にもなっていて、
全盛期のウォルター・マッソーが主演した
ハリウッド映画「マシンガンパニック」と。
本場スウェーデンで撮られた「刑事マルティン・ベック」。
ともにスリリングな傑作だったと思う。
この2本もまた見たいな。
TSUTAYAで借りられるかなと思ったけど、
近所のTSUTAYAではレンタルの階は閉鎖されているのでした。