Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

ダバダバダな色香

2017年09月30日 | 映画など

クロード・ルルーシュ監督「男と女」を見る。

たいへん有名な映画だけど、実は初見。

ふだんシネフィルとか何とか言ってるけど、

知らない映画とか見てない映画なんて

それこそ無限に星の数ほどある。

結局、世の中にある映画のほんのごくごく一部しか

見ないで死んでいくわけだから、

少なくとも出会った映画とは

まさに一期一会、出会いを大切にしたいところ。

 

 

とにかく思ったのは、

アヌーク・エーメがキレイだなあ、と。

落ち着いた大人の女性の色香が漂い、

レーサー役だけど、唐変木にしか見えない

ジャン=ルイ・トランティニャンといい仲になる過程を、

心地良い移動撮影と

カラーとモノクロのコントラストで描き切る。

 

この映画が公開されたのは50年前。

当時の観客は、さぞかし新鮮な思いで見ていたと想像する。

「男と女」という邦題はわかりやすいし、意味深で色っぽい。

デートムービーとして、今でも充分通用するなあと、

やさぐれたシネフィルは思ったりするのでした。

 

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楽しさと健全さ

2017年09月30日 | 日々、徒然に

朝の連続テレビ小説「ひよっこ」が終了。

なんとも楽しい半年だったなあ、と。

 

 

有村さん扮する主人公、みね子が失踪した父を探すため、

奥茨城の家族を支えるために集団就職で上京。

さまざまな小事件を積み重ねながら、描かれるのは家族の絆であったり、

人と人の出会いの大切さだったりと、とても良質なドラマだったと思う。

それなりにギミックの効いた演出も楽しく、

明るく元気に駆け抜けた半年間だった。

 

有村さんの親しみやすい個性が存分に発揮されたと思うし、

木村佳乃、菅野美穂、和久井映見といった

ベテラン(と言っては失礼か)女優さんたちの存在感も光っていた。

ビートルズ来日がらみのエピソードでの

峯田くんのはっちゃけぶりも楽しく、

みね子が働く工場の寮友を演じた若手女優さんたち、

ドラマ後半の舞台になる洋食レストラン「すずふり亭」の面々、

みね子が住むアパートの個性あふれる人たちなど、

登場人物の一人一人が適材適所で

それぞれ見せ場もあったりして、飽きない構成になっていたと思う。

 

終わってしまったのは残念だけど、

週明けからは「わろてんか」。

吉本興業の創業者の話らしいので、

大阪の笑いの芸がたっぷり楽しめそう。

ヒロインの葵わかなさんにも期待したい。

 

 

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