Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

明治生まれの色男

2017年09月02日 | 日々、徒然に

いつものように

朝ドラ「ひよっこ」で始まる一日。

 

ヒロインみね子(有村架純)が住むアパートあかね荘の

大家の富さん(白石加代子)が昔の恋人の訃報を聞き、

「あの人、ダグラス・フェアバンクスみたいにカッコ良くてね〜」

というセリフに唸る。ほお。マニアックだなあ。

ルビッチの映画によく出てたよなあ、と、

シネフィルはひそかににやけていたのだけど、

よくよく考えると、ダグラス・フェアバンクスではなく、

その息子、ダグラス・フェアバンクス・ジュニアと混同していたようだ。

 

調べてみると、親父の方は1883年(明治16年)生まれ。

チャップリン(1889年生まれ)より年上である。

戦前、絶大な人気があった俳優さんのようで、

メアリー・ピックフォードを奥さんにしていた人。

ちなみに息子の奥さんはジョーン・クロフォード。

どちらも女優を奥さんにした人なんだなあと。

 

 

「バグダッドの盗賊」でのダグラス・フェアバンクス。

アクロバティックなアクションで人気を博していたらしい。

確かに色男です。濃いなあ。

 

追記

「バグダッドの盗賊」。見ていたことを思い出した。

ラオール・ウォルシュ監督のサイレント時代の娯楽大作。

弁士・澤登翠さんの語りで見たんだった。

たいそう楽しんだ記憶が。というか忘れていた自分が情けない。

 

 

コメント
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