いつものように
朝ドラ「ひよっこ」で始まる一日。
ヒロインみね子(有村架純)が住むアパートあかね荘の
大家の富さん(白石加代子)が昔の恋人の訃報を聞き、
「あの人、ダグラス・フェアバンクスみたいにカッコ良くてね〜」
というセリフに唸る。ほお。マニアックだなあ。
ルビッチの映画によく出てたよなあ、と、
シネフィルはひそかににやけていたのだけど、
よくよく考えると、ダグラス・フェアバンクスではなく、
その息子、ダグラス・フェアバンクス・ジュニアと混同していたようだ。
調べてみると、親父の方は1883年(明治16年)生まれ。
チャップリン(1889年生まれ)より年上である。
戦前、絶大な人気があった俳優さんのようで、
メアリー・ピックフォードを奥さんにしていた人。
ちなみに息子の奥さんはジョーン・クロフォード。
どちらも女優を奥さんにした人なんだなあと。
「バグダッドの盗賊」でのダグラス・フェアバンクス。
アクロバティックなアクションで人気を博していたらしい。
確かに色男です。濃いなあ。
追記
「バグダッドの盗賊」。見ていたことを思い出した。
ラオール・ウォルシュ監督のサイレント時代の娯楽大作。
弁士・澤登翠さんの語りで見たんだった。
たいそう楽しんだ記憶が。というか忘れていた自分が情けない。