そういえば最近見ない、と書いた自分が不勉強でした。
ハリー・ディーン・スタントンの最新作があった。
「LUCKY」という映画で、
砂漠に一人で住む無神論者の老人の話らしい。
90歳過ぎて堂々の主演作。この写真を見るだけで、
いい映画に違いない、と思ったりする。来年公開予定。
「エイリアン」「ニューヨーク1997」「クリスティーン」
「プライベート・ベンジャミン」「ワン・フロム・ザ・ハート」
「プリティ・イン・ピンク」「シーズ・ソー・ラブリー」
「ワイルド・アット・ハート」「ツインピークス」
「グリーンマイル」「ストレイト・ストーリー」「プレッジ」
なんともカタカナばかりの出演作。
見渡してみると、これだけでアメリカ映画の歴史が
語れそうな個性あふれる映画たち。
ずっとアメリカ映画の横っちょを歩いていたスタントンが、
異邦人のヴェンダース監督の手によって、
アメリカそのものを体現するような存在になったのが
「パリ、テキサス」だったと思う。
「パリテキ」また見たいなあ。
TSUTAYAで108円で借りられるけど、
35ミリフィルムで、映画館で、見たい。