アレクサンドル・ソクーロフ監督
『日陽はしづかに発酵し…』を見る。
中央アジアの国、トルクメニスタンに
派遣された若い医師の目を通して、
かつてのソ連が掌握していたこの国の姿を
夢とも現実ともつかないタッチで描く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/64/30c0d6d5f4111cfee15576a5273a457d.jpg)
トルクメニスタンという国は、
かつてソ連の統治下にあった共和国で、
国民の大半はムスリムという知識しかないのだけど、
行き場のない、閉塞した雰囲気が漂う中、
主人公はなすすべもなく佇む。そんな映画というか。
幻想的でありながら、
ドキュメンタリーのような場面もあり、
テーマも映像も、語ろうとするための、
しっかりとした視点があるようなないような。
そのことが逆に、この国と、
ロシアという大国をとらえるのに好都合なのかもしれない。
なんとも不可思議な映画である。
『日陽はしづかに発酵し…』を見る。
中央アジアの国、トルクメニスタンに
派遣された若い医師の目を通して、
かつてのソ連が掌握していたこの国の姿を
夢とも現実ともつかないタッチで描く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/64/30c0d6d5f4111cfee15576a5273a457d.jpg)
トルクメニスタンという国は、
かつてソ連の統治下にあった共和国で、
国民の大半はムスリムという知識しかないのだけど、
行き場のない、閉塞した雰囲気が漂う中、
主人公はなすすべもなく佇む。そんな映画というか。
幻想的でありながら、
ドキュメンタリーのような場面もあり、
テーマも映像も、語ろうとするための、
しっかりとした視点があるようなないような。
そのことが逆に、この国と、
ロシアという大国をとらえるのに好都合なのかもしれない。
なんとも不可思議な映画である。