Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

イスラエルから遠く離れて

2006年10月08日 | 中東のことを考えたりして
今日はちょいと明治大学まで。

おこなわれていたのは、
「パレスチナ、レバノンで何が起き、どうなっていくか」
という、ジャーナリストの人たちの映像やスライドを交えながら、
ここ最近、イスラエル周辺で起きた出来事を報告するシンポジウムだ。

200人は入ろうかという大きな教室は、ほぼ満員。
テレビや新聞の報道に物足りなさを感じ、
実際のところ、中東で何が起こっているかを知りたい人たちが
一同に会した感じがした。

イスラエルの国民は、レバノンの被害者に無関心であること。
それが、社会情勢に無関心な日本国民の状況とよく似ていること。
日本でレバノン情勢のニュースが流れると、一気に視聴率が落ちること。
ハマスもヒズボラも武装し、自衛のためだと言いながら、
結局、ガザの人々もレバノンの人々も守れなかったこと。

ガザやレバノンの映像も流れ、息を呑んだ。
こうした報告会は貴重だし、
大手メディアでは絶対見られないものだと思う。

テレビは仕方ないかもしれない。
だってあれはCMを見せるための装置だからなあ。
ちゃんとした情報を得るためには、
それなりの手間といくばくかのお金を使って、
今日のようなイベントに参加するか、
本を買って読むとかしないといけない気がする。

あとは、自分が何をやるか、だ。
そして何ができるか、だ。
そんなコトを思いながら、帰途についた。
コメント
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