とっても美味しいイタリアンをいただいたあと、
再びクルマに乗り、浦河へ。
着いたのは9時過ぎだった。
Mさんと別れ、
ホテルにチェックインしたら小腹が空いてきた。
なので、ラーメンでも食いに行こうと思い、
フロントのお兄さんに店があるかどうか聞いてみる。
荒川良々に似たそのお兄さんは
「この時間だとやってるかどうか…」
と言いながらクルマを出してくれた。
5分ほど走り、「ああ、ここやってますよ」
と良さげなラーメン屋の前まで連れていってくれた。
「じゃあ、ごゆっくり」と荒川良々似のお兄さんは言い、ホテルに戻っていった。
さあ、食うか、と思い、ラーメン屋を見た瞬間、
店の中から店主らしき親父が出てきて、
いきなり暖簾を片付け始めた。
あれ、閉店なの!?
意気消沈した僕は、
ラーメン屋の周りを歩いてみるが、
一見さんお断り風のスナックと、「つぼ八」のみ。
北海道に来てまで「つぼ八」とはあまりに…。おまけに一人だし。
仕方がないので、ホテルまで歩いて戻る。
途中のお店は敷居の高そうな焼肉屋のみ。
小心者の僕は、何もできず、そのままホテルに。
荒川良々似のお兄さんは僕を見て苦笑していた。
やさぐれた気分のまま、
ホテルの自販機コーナーに向かう。
そこにはカップ麺があった。
なにかに取り憑かれたかのように、僕はそこでカップ焼きそばを買い、
部屋の湯沸かし器でお湯を沸かし、カップ焼きそばを食うのだった。
「焼きそば弁当」なるカップ焼きそばで、北海道限定とのこと。
スープの素がついているので、入れたお湯で溶かして、喰う。
一心不乱に、喰う。
イタリアンとカップ焼きそば。
これが僕の北海道取材旅行、第1日目である。
※北の大地・完結編に続く
再びクルマに乗り、浦河へ。
着いたのは9時過ぎだった。
Mさんと別れ、
ホテルにチェックインしたら小腹が空いてきた。
なので、ラーメンでも食いに行こうと思い、
フロントのお兄さんに店があるかどうか聞いてみる。
荒川良々に似たそのお兄さんは
「この時間だとやってるかどうか…」
と言いながらクルマを出してくれた。
5分ほど走り、「ああ、ここやってますよ」
と良さげなラーメン屋の前まで連れていってくれた。
「じゃあ、ごゆっくり」と荒川良々似のお兄さんは言い、ホテルに戻っていった。
さあ、食うか、と思い、ラーメン屋を見た瞬間、
店の中から店主らしき親父が出てきて、
いきなり暖簾を片付け始めた。
あれ、閉店なの!?
意気消沈した僕は、
ラーメン屋の周りを歩いてみるが、
一見さんお断り風のスナックと、「つぼ八」のみ。
北海道に来てまで「つぼ八」とはあまりに…。おまけに一人だし。
仕方がないので、ホテルまで歩いて戻る。
途中のお店は敷居の高そうな焼肉屋のみ。
小心者の僕は、何もできず、そのままホテルに。
荒川良々似のお兄さんは僕を見て苦笑していた。
やさぐれた気分のまま、
ホテルの自販機コーナーに向かう。
そこにはカップ麺があった。
なにかに取り憑かれたかのように、僕はそこでカップ焼きそばを買い、
部屋の湯沸かし器でお湯を沸かし、カップ焼きそばを食うのだった。
「焼きそば弁当」なるカップ焼きそばで、北海道限定とのこと。
スープの素がついているので、入れたお湯で溶かして、喰う。
一心不乱に、喰う。
イタリアンとカップ焼きそば。
これが僕の北海道取材旅行、第1日目である。
※北の大地・完結編に続く