桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

初会議

2011-11-25 | Weblog
昨日は、弁護団会議後に国賠裁判に向けての会議が開かれた。
初会議と言うことで、俺の国賠裁判に対する思いなどを話した後、参加の先生肩から順次、思いを語って頂き、今後の方針を決めた。まず国賠裁判を勉強することから始め、万全で望むことになりそうだ。
勝つことは大事だが、それ以上に裁判制度にある冤罪を作る原因を改革させることも大事だと、俺は思っている。仲間たちのために、何か1つでも力になれる成果を期すべく、俺は闘いを始めるつもりだ。

待ってろ検察

2011-11-25 | Weblog
昨日は弁護団会議だった。会議前、東京弁護士会のインタビューがあったのだが、時間を間違えた上、遅刻してしまう失敗があり、かなり焦った。
弁護団会議は、もう記録誌の発刊などの話が大部分だが、昨日は検察の出した意見書に対する反論と言うか、抗議文の件でも話し合った。
俺も検察の意見書には抗議の申し入れをする予定で、その文章も話し合われた。有罪になって刑務所に入り、一次再審でもダメだったのだから根拠がなく犯人にされた訳ではない、なんて意見書が通用すると思っている検察の馬鹿さ加減を社会に問いたいと思う。
俺の中で、いよいよ戦闘開始〓の気分だ。

静岡刑務所

2011-11-24 | Weblog
これが最後の訪問かと思い、刑務所製品を買おうと尋ねたらば、静岡刑務所売店は客が来なければ開けないらしくて、俺たち8名で売店を開けて貰った。
今年の矯正展では買えなかったベルト、靴を選び、更に藍染の作務衣を買った。作務衣は兄にプレゼントした。

面会

2011-11-23 | Weblog
静岡刑務所に行くのは2回目。 前回は、小林さんとの交流実績が不明だとして面会は許可されなかったが、今回はスンナリと認められた。
空港のよりも反応が鋭い金属探知機を通って面会室へ。待っと小林さんは車椅子で看守に押されて入って来た。
思った以上に顔色が良くて、表情に力と輝きがあって安心した。
もう本面接が終わり、年内にも釈放かと言う状況もあって、お互いに明るく話せたかのも嬉しかった。
激励面会に参加した皆さんで門前で記念撮影をした。

静岡刑務所

2011-11-22 | Weblog
昨夜は、大阪の友人と食事をして飲み、楽しい夜を過ごした。
今日は、痴漢冤罪で静岡刑務所にいる小林さんの激励面会の約束で、午後1時の約束に遅れないように出て来た。
途中、由井パーキングで休んだらば、雲の上に顔を出した富士山が見えた。
富士山は冬が始まっている。残念ながら写真では小さくて見えないが、雄大な姿を何人もの人が写真に撮っていた。

足利市映画会

2011-11-21 | Weblog
昨日は、足利市で映画だった。
朝、午前7時半過ぎに水戸を出て北関東道で足利市へ。昨日は迷うことなく、何とか予定の9時半過ぎに会場の福祉会館に到着した。果たして何人の人が来てくださるかと案じたが、バスで来てくれた支部もあって、会場一杯の130人が来てくださった。
映画の前に、井手さん、俺、杉山の順番で挨拶したが、地元から井手さんに花束が贈られたので1枚。

茨城県救援会大会

2011-11-20 | Weblog


昨日は、茨城県の救援会大会だった。勝利した後、無罪になっての参加は嬉しかった。
皆さんが喜んでくれ、改めて喜びを共にし、今後の闘いへの意思を固めた1日だった。
茨城県の大会には、水海道市出身で国家公務員制度違反で逮捕された堀越明男さんも参加して話をしたが、彼の話は面白い。

自業自得

2011-11-19 | Weblog
ナベ恒を告発した清武代表が解雇された。
告発や良し!だが、段々と裏が見えて来て、なんだぁと興醒めの思いになったし、清武自身のGMとしての手腕は、今年の補強で明白だ。
俺はナベ恒を告発した清武さんの意気を良しとする、するけど、これで任務終了だね。いいじゃない、ナベ恒に一槍刺したのだから。これでナベ恒は自然死するから、清武さんも巨人を去って、次の道を行って欲しいねぇ。
自分を見つめる目のない連中って、本当に哀しいねぇ。

長嶋茂雄

2011-11-19 | Weblog
日本プロ野球界のスーパースター、この人がいなければ、今の野球界はないと言える存在で、俺を野球ファンにした男だ。
凄かったよね、長嶋は!
イチローは凄い、落合も素晴らしい、長嶋に勝る野球人だと思うが、長嶋茂雄ほど、ファンの期待に応えて活躍したプロ野球選手はいなかったと思う。
でも、この男は、野球馬鹿。社会主義になったらば野球はなくなる、なんて現役時代に発言するし、田園調布の自宅は自民党の中曽根康弘の手ずるで手に入れたり、ガチガチの保守馬鹿なプロ野球人だ。
そんな長嶋茂雄によってプロ野球を知り、巨人ファンになった俺、その野球馬鹿を愛したが、本当の底抜け馬鹿だと、今度の内紛で判った。
愛読紙報知の今日で、この野球馬鹿が意見を述べた。清武はひどい!だと。
あぁあ、長嶋がを出せば、これで騒ぎが収まり、ナベ恒健在で収拾出来ると思っているのだろうが、長嶋も報知もダメ。
哀しいねぇ、野球馬鹿は芯から馬鹿だと知るのは。

冷静に

2011-11-19 | Weblog
時々、検察を思うと激怒する。昨夜の記述も激怒の一つだが、冷静にいかければいけないよね。
検察の汚い手段を感じると「こいつら、またやろうとしてる!」と思って、昨夜のようなことになる。
大体、笠間治雄が悪い。現場は、相変わらずの自白偏。脅したり、賺したり、好き勝手の自白強要だし、科学的な証拠よりも言葉主義で、どうにでもなる「証言」だけで犯人にするような捜査をしているのに、科学的な捜査をするだとか自白主義を止めるだとか、嘘を言うから、俺は腹が立ってしまう。
初めから。「我々は「何も変わりません。裏金だってやるし、起訴も好き勝手。我々が有罪と思えば、裁判所なんて黙って従えばいい」と、思っていること正直に言えば、俺だって無駄なエネルギーを使わずに済むと言うものだ。
考えれば検察庁は組織的な泥棒集団だ。公金を裏金で使用してきた集団窃盗団、集団詐欺団だもの真実を話せってのが無理な要求かも知れない。その親分の笠間が世間を欺いて嘘を言うのも必然だと、今朝は冷静に戻った俺だった。