桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

五色沼

2011-11-05 | Weblog



初めて五色沼に来た。
確か、拘置所当時、観光地を紹介する雑誌などで五色沼を見た覚えがあったけど、散策して歩く沼沿いの道を行って、約1時間。最高の散策コースだった。
毘沙門沼に始まり、青沼、弁天沼など、味わい深い色をしていたが、赤沼が青色だったのは残念だった。なぜ変化してしまったのか。今日も温かくて汗ばんだ五色沼散策だった。

会津への旅

2011-11-05 | Weblog
今日は、救援会水戸支部のバスツアー。会津で開かれる北陵クリニック事件会津の会総会に参加し、交流しようと言う計画だ。
俺は、その総会で布川判決の報告をする任務もあって参加した。
福島県は原発事故もあって観光地は人が少ないらしいが、どんな旅になるか、楽しみに参加した。

采配

2011-11-05 | Weblog
今、愛読紙の報知新聞に巨人の敗北を分析した連載記事がある。
あれが悪い、これが悪いと、まあ愚痴めいた記事だから読むにも価しない。結果を捕らえてあれこれと言うのは、誰でも出来る。
今年の敗北の理由は簡単だ。原監督には采配力がなかっただけだ。
野球の監督の最大の使命は1シーズンを見通した戦いをしてペナントを制覇することだ。そのために重要なのは選手の調子と力量を見抜いた選手起用だが、残念ながら原監督には、その力がなかった。
今年の巨人は期待した外人がダメだとか、主力が故障だとか、あれこれを言い訳するが、決して代替選手がいなかった訳ではない。見抜いて起用しきれなかったに過ぎない。
その代表的な例がクライマックスの戦いだ。セカンドに起用した寺内選手は、たった1安打で、ことごとくチャンスを生かせなかった。短期決戦は好調選手を、いかに使うかにかかっている。今、ヤクルトが中日を相手に健闘しているのは、4番打者の畠山を外したり、いきなり新人選手を先発起用したり、先発投手の館山投手をリリーフに起用したりと、実に大胆に選手を使いわけている。
これが監督の力量と言うものだろう。
亀井選手の使い方、東野投手の使い方、坂本選手に対する懲罰的な起用など、場当たり的で感情的な采配は、どこにもシーズンを見越した力量は感じられなかった。
我がジャイアンツは、監督の力量によって負けるべくして負けたのだ。