桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

和歌山3

2011-03-29 | Weblog


和歌山城の天守閣と、そこからの眺めだ。
ここも戦火に焼かれてコンクリートの復興城だ。
桜が咲いたらば、ここにも人が集まるのか、もう露店が連なっていた。
天守閣を背にした桜には、もう咲き始めた花弁もあるが、写真で判るだろうか。

和歌山2

2011-03-29 | Weblog

和歌山城には美しい庭園があった。
城の中に庭園があるのは珍しいだろうか。その庭園に、また美しい渡り廊下がある。
これは大奥に入る殿様だけが歩いたようだが、少し斜めになっている。
西の丸から二の丸に渡る渡り廊下は池を背景に、水戸とは違う紀州の華美を示していた。

和歌山

2011-03-29 | Weblog


これまで何度も和歌山には来ている。国民救援会にお力添えを頂いて民主団体を回って布川事件の訴えをして歩いたり、刑務所に面会に来たりした。
でも、遊びに来たわけではないから、目的以外の行動はしなかった。
一昨日、岸和田でも見学したように、もう戦いは決着した思いもあって、少しは観光も入れることにした。昨日は、ホテルの目の前にある和歌山城を見学した。歩いた感じは、水戸よりも大きいと感じたが、印象として大きいと思ったのは、城の華美ゆえかも知れない。庭園など、和歌山城らしさを示すものだった。
写真はホテルの窓から見た城など。

ファミリー!

2011-03-28 | Weblog
昨夜は、中村さんご夫婦の娘さんお二人が、それぞれに子供たちを連れて帰り、一家で焼肉を食べた。
長女宅には一男一女。次女宅には三女。中学一年生から二才まで、まるで五人兄弟姉妹のような様子を見て、中村ファミリー!と思った。
いいねぇ、和やかで穏やかで賑やかで!
俺は子供好き。中学のネネちゃんはじめ、ユウくん、リンちゃん、ハナちゃん、スミちゃんの総てと、すぐに打ち解けて遊んだ。
俺も中村ファミリーに入ったような楽しい夜だった。写真は、小学二年生になるリンちゃんと二才のスミレちゃん。

だんじり祭2

2011-03-27 | Weblog



だんじりの山車の彫刻を分解して展示してる場所があった。
部分ごとに細工をして、それを組み合わせて山車に作りあげるようだが、市内に80基以上ある山車が走り回る祭りを見なくては、その実態は判らないと思ったし、今年は見に来たいと思った。

だんじり祭

2011-03-27 | Weblog



岸和田といえば、だんじり。全国に名を馳せているが、岸和田城を見学した後、だんじり会館を見学に行った。
これまでテレビで祭りの様子は見ていたが、その山車は聞きしに勝る素晴らしさだった。
これまでに京都・祇園まつり、高山祭りの山車を見学していて、その華やかさに感動したが、だんじりの山車も京都や高山に勝るとも劣らなかった。
だんじり祭の荒々しさは、つとに有名だ。死人も出るほどだが、乱暴な祭りだから、山車も、それに相応しい作りだと思った。簡素で重厚な山車をイメージしていたらば、とんでもなかった。
京都や高山は、山車を飾る錦織が美しく、鮮やかだが、だんじりの山車は彫刻が素晴らしい。
写真は、紙屋町の山車だ。山車には金網が回らされて彫刻物を保護しているため、携帯の写真では、良く映らない。

岸和田2

2011-03-27 | Weblog
岸和田城には、桜まつりの屋台が出ていて、かなりの人が集まっていた。
もうすぐ蕾は開きそうだが、大災害で沈んだ空気を盛り上げるために、全国て祈りと復興を目指した桜まつりを開いて欲しいと思った。堀端にある桜には、もう咲き始めている木もあった。

岸和田

2011-03-27 | Weblog

今日は関西の休日。
岸和田にいるジュネーブ仲間の中村さんに声を掛けて頂き、お招きに甘えることにした。
俺は城好き。岸和田城に行きたいと思っていたが、中村さんご夫婦に案内されて見学に行った。
岸和田城は平城。平城は、それなりに見栄えがするが、岸和田城も美しい天守閣だった。
もちろん、天守閣は再建。石垣だけが古のままだが、石垣に統一性がなくて積み方に独特のモノがあり、趣があった。
岸和田は、岸と呼ばれた土地に、楠正成の下臣の和田氏が住んだことから、岸の和田氏と呼ばれるようになり、やがて岸和田と呼ばれるようになったらしい。

大阪の朝

2011-03-27 | Weblog
全く揺れない時間を過ごして、かなり身体が楽になった感じだが、そう感じれば感じるほど、深刻な被災地の人々を考える。
今なすべきこと、早く確実に行える組織と体制を構築して欲しいものだ。

大阪弁護士会

2011-03-26 | Weblog
今日は、大阪弁護士会の主催する映画。大災害もあり、どうかと案じていたが、参加者は90名ほどだった。
映画を見てくださった方は、そこから明日への希望や力を得てくださったと言ってくださり、コッチが嬉しい結果だった。
この映画、これからの俺の闘いに力になると、改めて感じた大阪だった。