桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

フランス

2009-12-03 | Weblog
南アフリカでのサッカー・ワールドカップが近づいて来た。我が日本は、ベスト4に残り、世界を驚かすと宣言して代表の強化に努めているが、決定力の無いFW始め、課題が多い日本、果たして如何に?だよね。フランスは、毎大会、好成績を残す強豪で、前大会は準優勝だった。今回も出場を決めたがシードされなかったらしい。予選での試合にあった「神の手」騒ぎ、あれはひどかった。そのアンフェアーが影響したシード漏れかと、今朝のテレビは言っていたが、フェアーが原則のサッカー界に、いやスポーツの世界に有り得ない汚さだったから、今回のシード漏れは当然かも知れない。本来ならば再試合だろう
ときどきフランスは、こういう恥ずべき不正を行う。我が日本として忘れられない五輪柔道での不正は、あれは審判の問題としても、もし篠原選手がフランス代表だったならば、必ず自分が内股すかしで負けたと申告するだろう。あのとき、フランス代表のドエ二とか言ったろうか、名前を忘れたが、あいつは平然と勝者であると語り続けた。
今回、ハンドの不正を犯したアンリも、また同じように不正は明言しない。
これがフランスの国民性とは言わないが、不正をしても勝てばいい!そんなのはスポーツでは無い。
沢山の不正に向き合わされて来た俺は、せめてスポーツの世界はフェアー第一であって欲しいと願うばかりだ。

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