桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

札幌控訴院

2011-10-03 | Weblog

昨日の会場前に、昔の裁判所があった。
札幌控訴院。
大賀弁護士に案内され、その法廷などを見学した。
昔は裁判官と同じ壇上に検察官席もあったのだ。更に、階上には、控訴院長と検事長の部屋があり、その各部屋の真ん中には、大きな会議室があったのだ。そして、その会議室には、両長の部屋から行ける扉があって、裁判官と検察官は日常的に談合していたのだから話にならない。
この過去があって、今の裁判所と検察庁の癒着があるのだと判る思いだった。

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