桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

ある冤罪仲間の出獄

2020-06-15 | Weblog
日本には隠れた冤罪者かゴマンといる。
なにしろ、警察が犯罪だと思い込んだらば自白の強要から証拠捏造まで、やりたい放題ででっち上げる。
そのでっち上げに嘘の上塗りと無実の証拠隠しをして検察官は起訴するし、一度起訴されたならば嘘は事実、真実としてでっち上げ証拠で裏打ちされるのだから初で世間知らずの裁判官は検察官の言いなりだ。矛盾があっても裁判官の優秀なアタマと紡ぎだす口先の言葉で矛盾を糊塗して一件落着だ。
日本の冤罪は世界の常識から逸脱して作られ
、冤罪は存在しない日本司法だとする神話によって多くの国民が苦しめられている。
そんな1人が、先般、受刑生活から解放されたと知らされた。
この世の芥から逸脱した暮らしや想いを共有する人たちのリーダーのようだが、日本で禁止された薬物を手に入れて逮捕された。
薬物の使用の可否は薬事法によって決まる。厚労省官僚と製薬会社の利益第一で決まる規制であることは間違いない。
その冤罪仲間の方は禁止されたことを知らなかった。で、禁止された薬物を使ったことは認め、不作為で争ったが実刑で刑務所暮らしとなった。
この方のお弟子さんが、俺のブログを見てくれている柳田さんだ。
柳田さんは従軍慰安婦問題や強制連行問題、はたまた南京虐殺問題など、マニアックに詳しくて、残念ながら行き着く先というか、根源的な部分で一致しないが、理性的で一定の裏付けを以ての論を、俺は信頼している。
柳田さんや周辺から聞く師匠の獄中生活は俺の感覚と似ている。
ただ今なすべきことを全力でなす、そこにあるならば、そこでの歳月を大切に過ごす、冤罪の不満や不服を語らずに、毎日を人として満ち足りる時間として過ごしているらしいことを聞いて、流石に人を束ねている方だと思っていたが、果たして冤罪での刑務所生活は、どのような思考を生み出し、どのような想いに至ったのか、何時かお会いして伺いたいと願っている。
人生に無駄はない。どのような体験であろうとも、その体験を無駄とするか否かは、その人自身の生き方だと思う俺。否として論破されるも良し、同感を共有しても良し。
楽しみだねぇ、

左大腿骨

2020-06-15 | Weblog
食事療法などで体重が減ることで左大腿骨と股間節辺りに痛みが出るようになった。
何年も前から左足を引っ張って貰いたいような感覚になるときがあったが、あのときからの異常だったらしい左大腿骨周辺の痛みは大腿骨が股間節にピッタリと入っていないズレが原因だと判った。
癌の骨への転移とかではなくて、かなり前かO脚ゆえの負担が重なり、そこに筋肉の減少があって発生した痛みだと指摘された。
原因が判れば回復は容易。左足を補整するサポーターを買って来たし、筋肉強化と股間節の柔軟体操などを教えて貰った。
足を鍛えれば回復すると思って早朝散歩をしたりしたが、今は歩くのはダメらしい。軽くスロースクワットが最適なのだとか。
大腿骨と股関節のズレではないかと感じていたのは正解だったけども、その回復手段は間違っていた。
こっちも、これからは回復に向かうことだろう❗️