桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

残念な知らせ

2020-06-12 | Weblog
訃報が届いた。
家族の闘いだという思いでいる日野町事件の弁護人であった玉木先生が亡くなられた。
つい2日前、俺は玉木先生とメールのやり取りをしたし、昨日も「これ以上は申し上げません」とするメールを送った。
病状は聞いていた。
昨年、日野町事件の現地調査があったときに話をして、先生が肝臓癌であることも聞いていた。
「先生も食事療法をしませんか❗️」と、俺が食事療法をしている経過などを話したが、先生は「私は食べたい物を食べたいです」と言って断られた。
高い薬を使っていたそうだが、俺の癌が回復に向かいつつあると感じて心に余裕が生まれたのか、玉木先生のことが気になり、先週、メールを送った。
もう身体に水が溜まり、全身の痒みで眠ることが出来ないと知らされた。まだやることはあると思って俺のしていることをやって欲しいと書いたが、何回かのメールのやり取りの後、もう余裕がないとの返信が一昨日、最後のメールになった。
もう少し早く先生にメールをしていれば、まだ先生は生きられたかも知れないと思うと残念でならない。
先生は救援会の全国大会に参加されては、警察が日野町事件で阪原さんを犯人にするために行った犯罪行為を火を吐くように語る方だった。正義のためには一歩も譲らない姿勢は弁護士の中の弁護士。大好きな先生だった。
大津でカラオケに一緒に行ったなぁ。
先生のカラオケは、決して上手いとは思わないが、なぜか点数は百点が出るのだ。
通る声、正確な音程がカラオケ器械にマッチしたのだろうが、百点を出す度に楽しそうに笑っていた先生の表情が想い出される。
もう少しで日野町事件の再審も始まるだろうに❗️
俺の想いよりも、先生は何倍も何倍も何倍も無念だったろうな。
玉木先生、有り難うございました‼️

ラッキー❗️

2020-06-12 | Weblog
先月、超低周波検査で大阪へ行くときにチケットを落とした。
赤塚、大阪間のチケットだ。
赤塚駅で乗り、石岡駅で特急に乗り換えるときに、特急の席を間違わないように胸ポケットからチケットを出して確認した。4号車11番D席。
10時35分赤塚駅発、前から2両目最後部席だった。
石岡駅では待合室に入り、特急が来たときに、もう1度、席の確認をした。何しろ、良く席を間違うから自分を信用してない。
特急車内に入った後、何となくチケットを見ると乗車券がない❗️
おっちょこちょいの俺は、ただ席を勘違いするだけだなく、チケットも入れ忘れる。
7度探して、やはり無い❗️
やがて回って来た車掌に、赤塚駅発の2両目最後部か石岡駅の待合室辺りに落とした可能性があることを告げて探して貰った。
残念ながら無かった。東京駅で買い直して行った大阪から紛失係に電話もして確認して貰ったが、やはり無かった。
それでも念のためと、今日、石岡駅改札に行って確認して貰ったならば、あった‼️
もう諦めていただけに嬉しかった‼️
手数料は取られたが買い直したチケット代金の払い戻しを受けてラッキー‼️