愛読紙、報知新聞に納得出来ない記事があった。
太田倫とある署名記事だが、昨夜のゲーム、宮川投手の寺内選手に対するヘルメットへのデッドボールをとらえて「奮い立て」と巨人ナインを激励したコラムだけども、この内容はダメだ。
昔の日本シリーズで、巨人の土井選手がホームに滑り込み、これをブロックした岡村捕手に弾き飛ばされて「アウト!」と思わせたシーンがあった。
ところが、審判は「セーフ」。阪急は怒って抗議した岡村捕手は退場と大騒ぎになったが、審判の眼は確かで土井選手の足が、弾き飛ばされる前にホームベースを踏んでいた。
この騒ぎのあった1969年当時は、まだ瞬時のビデオもなくて、翌日の新聞1面に土井選手の足がホームベースを踏んでいる写真が掲載されて「さすがに審判!」と称賛された。
このとき、阪急は審判に対する嫌がらせとして、投手の投げた球を捕手が捕らず、審判に当たるようにしたことがあったのだが、それを見た川上監督は「こんなチームに負けるわけにはいかない!」と発奮し、一気に阪急を破って日本一になったのだった。
この阪急のケースと、昨夜の宮川投手のデッドボールを同じようにとらえて「巨人ナインよ発奮せよ」と言いたいらしいが、もし俺が星野監督ならば、こう言うだろう、「新人投手のコントロールミスを取り上げて、日本シリーズの汚点である阪急の行為と同じレベルに論じるような、こんな巨人サイドの悪質な記事に負けて良いか!!」「宮川のためにも、巨人を倒そう!!」とね。
何でも書けば良いというものではあるまい。署名記事として自らの名前を出す以上は、もっと人を唸らせるような記事を書けるように努力して欲しいものだ。
太田倫とある署名記事だが、昨夜のゲーム、宮川投手の寺内選手に対するヘルメットへのデッドボールをとらえて「奮い立て」と巨人ナインを激励したコラムだけども、この内容はダメだ。
昔の日本シリーズで、巨人の土井選手がホームに滑り込み、これをブロックした岡村捕手に弾き飛ばされて「アウト!」と思わせたシーンがあった。
ところが、審判は「セーフ」。阪急は怒って抗議した岡村捕手は退場と大騒ぎになったが、審判の眼は確かで土井選手の足が、弾き飛ばされる前にホームベースを踏んでいた。
この騒ぎのあった1969年当時は、まだ瞬時のビデオもなくて、翌日の新聞1面に土井選手の足がホームベースを踏んでいる写真が掲載されて「さすがに審判!」と称賛された。
このとき、阪急は審判に対する嫌がらせとして、投手の投げた球を捕手が捕らず、審判に当たるようにしたことがあったのだが、それを見た川上監督は「こんなチームに負けるわけにはいかない!」と発奮し、一気に阪急を破って日本一になったのだった。
この阪急のケースと、昨夜の宮川投手のデッドボールを同じようにとらえて「巨人ナインよ発奮せよ」と言いたいらしいが、もし俺が星野監督ならば、こう言うだろう、「新人投手のコントロールミスを取り上げて、日本シリーズの汚点である阪急の行為と同じレベルに論じるような、こんな巨人サイドの悪質な記事に負けて良いか!!」「宮川のためにも、巨人を倒そう!!」とね。
何でも書けば良いというものではあるまい。署名記事として自らの名前を出す以上は、もっと人を唸らせるような記事を書けるように努力して欲しいものだ。