桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

ポチはポチらしく

2013-10-24 | Weblog
アメリカの盗聴って、凄まじいね。
フランスに行った件数が7千万だって。
今日は、ドイツの首相の携帯まで、盗聴したと報道されていたが、底なし。遣りたい放題。
世界の支配者とでも思っているのだろうが、薄汚い盗聴で、何を守るんだろね。正義?真実?
やってることは、中国や北朝鮮と変わりないのがアメリカだ。権力は腐敗する証拠だね。
まあ人権国家を標榜しているだけ、アメリカがマシかも知れないけど、手段を選ばない民主主義、人権国家など、あり得ない。
これが拝金主義国家の限界かも知れない。
この前、民主党の誰かが、アメリカには逆らえない、と嘆いたらしい記事を見たけど、自民党なんてアメリカのポチ。言うなり。
黙って後を付いて行けば良いものを、秘密保護法なんて一人前のことを言い出した。
判ってないねぇ、ポチたちは。
アメリカ政府、政治家ほど、日本政府、政治を軽蔑してる連中はいないだろう。満足に自分の意見を持たずに、ひたすらに従ってくれる国家は、それは便利だし、言葉では「さすがに日本」と語るだろうが、そんな国家が尊敬されるはずはないし、日本はアメリカの盗聴の対象にすらならないだろう。
昔を懐かしんで戦争を始める国家になれば、またアメリカに叩かれるのも判らないのだから、全く番犬になりたいポチには困ったもんだねぇ。
河野太郎さんなど、ポチ自民党にいる骨のある政治家に頑張って欲しいよなぁ。

まだ言ってるよ

2013-10-24 | Weblog
シャラップ大使が退任して、次は恥晒しでない大使になって欲しいと願うだけだが、俺が書いた「上田大使のシャラップ!」に、まだ、したり顔で書き込みをするのがいる。
「日本の恥を嘆き、どうにかしようとせず、笑うというところに、たなた方の本性が見えますね」
と書いたしたり顔。
同じ人物だろうが、今度は「公の会議場で、発言者を笑って話を遮る。そのような礼を欠く無礼者は会議に出席する資格を有しません。それが日本人からだったとすれば、本当に嘆くべきことです。恥は大使ではなくて笑った聴講者のほう」と来た。
「聴講者」と書くところを見ると「聴講」を日常的にする若者なのだろうが、見る目のない頭でっかちほど、始末の悪い者はいないねぇ。
今日の新聞に、「独房拘禁の問題を国連人権委員が発言、日本を意識」と出ていたが、日本は、人権委員会からの質問にさえも、真っ直ぐに答えないのだ。
だから、何度も質問を重ねられて「日本のやり方は中世的だ」と指摘される始末だったが、人権の在り方を問われ、まともに答えない不誠実こそ、世界の中での恥と言うものだ。
しかも、「中世的」と指摘された悔しさを、議場内の笑いに吾を忘れて「シャラップ」と反撃してウサ晴らしとするなど、国を代表する大使としての資格云々より、人間として蔑まれる言動だろう。
多分、この「したり顔」は、日本の人権状況に関心すらもないのだろうが、日本を代表して官僚たちが、平然と嘘を語り、委員の質問に正直に答えない姿を見せつけられる傍聴者(聴講者じゃないよ、学校じゃないんだから)は、大使が大見得を切って「日本は人権の先進国だ」などと言えば、生理的に笑うのが人間だね。
その笑いが世界の恥と思うのは、原発新設!と公言した自民党と同じ類いの無知としか、俺には思えないなぁ。