職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

77年後の広島

2022年05月10日 | ヤスさん日記
熊本の銅鍋づくり体験が終わり
駆けに駆けて広島。

今回のツアーでは
自分の市民活動人生を
振り返る旅
でもありましたが。
このタイミングで
広島に寄りたい
と思ったのも
心の奥の大きなものとの対話が
必要だったのだろうと感じます。

保養の活動である風フェス
を続けていると。
「まだ、そんな活動を続けてるのか?」
「その活動のせいで、思い出して心を傷つけるのではないか?」
などと
身近だった人に言われることもあったのです。

確かに
震災などで心に傷を負った
その当時。
いろんな意見が出てくると思います。
壊した方が良い
残した方が良い。
いろんな意見が。
どちらも間違っていないだけに
どちらとも決められない状況が
でてくるでしょう。

ただ
私は
77年後の今
原爆ドームの前に立ち。
その姿を今に遺してくれた
先人に感謝するのです。
この痛々しい歴史を
私たちは
忘れてはならない。

「忘れないのではないか?」
とゆう問いに応えられるほど
人間は賢い動物ではないでしょう。
東日本大震災でも
「この鳥居より下には家を建ててはいけない。」
とゆう昔のメッセージを
退けて家を建て続けた結果
被害を大きくしたわけですから。

私にできること。
を考えた時にも
この風フェスとゆう保養活動を
実践し
記し
遺してゆく。

今はまだ
多くの理解を得られなくても
一歩一歩とその実感を
遺してゆきます。

ながさん
いつか
日本の各地も旅してみたいものだ
と思いました。
そして
晩年に語り合ったことも
記しておきたい
と思っています。
コメント
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