職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

子規と漱石

2019年06月06日 | ヤスさん日記
新聞や
テレビや
ラジオや
本当のことを
それぞれが捉えて伝えている中で
本当のことは
どれくらいあるのだろうか
と改めて思う今日この頃。
小説も然りで
これを史実として捉えては
間違ってしまうもの
書き手の熱量が
その人物を生き生きとさせるのは
書き手の愛情の為せる技だろうな
と思います。
先日から
読み始めている
伊集院静さんのノボさんが
面白くて面白くて
ながさん
鹿児島はいかがお過ごしですか。

正岡子規と夏目漱石。
お二人の友好は
前回の松山旅行に於いても
以前から聞きおよぶところですが
二人を小説で活写する
なんてのは初めてで。

司馬遼太郎さんの
坂の上の雲にも
子規と秋山兄弟のことは
触れられているのですが
文学としての子規は
どれほど深いものだろう
と。

それには
パートナーとしての
漱石がぴったりで。
この面子での伊集院さんの子規熱が
どれほど燃焼しているのだろうか
と。
道を歩きながら読みたくなるほど

はまっております。
上下巻の上巻中盤。
子規と漱石が出会う頃。

俳句の世界
って
私が思っていたものより
だいぶだいぶ
深いようです。
当然なのですが
その深さに
潜ってみたいな
と思う職人なのでした。

さて長野。
今回はどんな旅になるのか
自画像のような
初体験のモノクロ写真撮影会です。
コメント
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