本質を目指して

働く悦び
って事を考えた時に
一貫で制作するのも
その悦びを自分の世界でつくりたいと言う
欲張りなんだろうな
と思う今日この頃。
桜も一気に咲いて
一気に散ったゆきました。
人の一緒に例えられるのも
自然の大きな営みから考えれば
そんなものかもしれませんね。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

多くのものを生産する
ってことができないのだろうと思います。
私は。

愛情量がもっとあれば
大量生産の工程の中でも
そのひとつひとつに大切さを込める事はできる
のかもしれませんが
私の愛情量では
今でも手一杯
その中でお伝えできる事があればな
と思います。

どんなつくり方でも
どんな工程でも
ものそれ自体からの愛情が感じられる
って大切で。
と
そんな事を思いつつの製作です。

一手一手
鮨職人が工程を省くように
本質を目指して
ゆきたいな
と思う職人なのでした。
ながさん
一瞬でも咲かせられるように
やり続けてゆきましょうね。