職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

いと柔らかきもの

2009年03月10日 | ヤスさん日記
新潟は熱さのうちに
楽しい日々も終わりを迎えます。
沢山の来場者と
沢山の笑顔
その中で繋がる想いが
きっと
未来への福音をもたらせてくれるのだな
と。

いと柔らかき感触
その柔らかさを
ずっと忘れていたのかも知れません。
それはそれは
ふんわりと掌をのなかを
あたたかく存在し
いつまでもいつまでも
残るものです。

それは手のひらに
舞い降りて消えて行く
真っ白な雪の様に儚く
すぐに消えてしまうものですが
だからこそ
その感覚が
永遠性を帯びるのかも知れません。

満月に向かい
あと一歩
感覚も研ぎすまされている今日この頃
には
いと柔らかきものへ
ふんわりと包まれたい
なと思う職人なのでした。

明日を過ぎればまた
新しい巡りへの
一歩も踏み出されるわけです。
さあ
今日も静かなる内観の夜が
さらさらと過ぎてゆきます。
コメント
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