職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

君子は市井にあり

2008年06月28日 | ヤスさん日記
空梅雨の続く新潟
ボンヤリとした空の土曜は
朝早く始まります。
職人の朝
静謐とした空気の中に
振り下ろすひと鎚ひと鎚が
活き活きと息づくとき
なんとも
空の中にぽつんと
魂が在るというような
そんなリズムを刻みます。

街中に在るということ
これがとても大切なコトなのだな
と思う今日この頃
自然は私の中に在り
それが繋がっているようです。
日常の瑣事の中に見いだす自然
それが宝物であり
ココロの糧であり。

鳥のさえずり
水の冷たさ
土の香り
足の強さ
木の手触り

本物の中で生きるコトは
先々の夢の中でのこととみつつ
いつかの今が
きっと輝くように
市井の中で
私にできる事を
一所懸命に。

Beerと枝豆の旨さが
もう少しお預けのようで
からっとした暑さが恋しいな
と想う職人なのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする