職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

天の気によって

2008年06月27日 | ヤスさん日記
新潟は快晴
昨日までの重くのしかかるような雲も
どこかへ飛んでゆき
晴れやかな空は
また生まれ変わったように
爽快に朝を迎えさせてくれます。
日々輪廻を繰り返しているように
新しい自分を発見する今日この頃です。

論語の解説本は数々あれど
一番大切な原本
それに触れてみるコト
が大切だなと。
原本といっても
仮名に訳してあるものですが
その本流に自分が感じるもの
その流れや繋がりを辿っていくと
大きな大地に開かれた草原のように
水平線の彼方見晴るかす海のように
我ただ風に吹かれ立ち尽くす的な
広がりを感じます。

老子も奥の奥にはまた奥があり
私も未だ最奥に触れた事はない
とも言ってくるくらい
人間や自然の機微とは
果てしないものなのかもしれませんね。

パンクした自転車を連れての
夜中の散歩
美しい半月に照らされ
滔々と流れる川
いつもと変わらないようなこの川も
きらきら輝く水は山から海へと
流れ続けるのだなー
と。

天と地の間で生かされている
人はやっぱり
自然の摂理の中で
浮いたり沈んだりを繰り返すのだな
と思う職人なのでした。
今日は布団も干せそうです。
コメント
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