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職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

なんとか乗り切る

2025年05月04日 | ヤスさん日記
昨日は
朝から下半身が寒いな
と思っていて
5時30分にフェリーが大阪南港に着き
体験会の開始まで
マックからガストへと
渡り歩いていたのですが
その際も
ダウンジャケットと膝掛けという
この季節にはあり得ない姿で。
船に揺られたから
ぐらいに思っていたのですが
めまいもしていたのかもしれません。

これも
全て
振り返ってみれば。
銅鍋づくり体験は
順調に終えて。

夜ご飯を食べにお店に入り
ビールを開けたあたりから
何かおかしい
膝も痛いし。

こんな時に
お守りがわりの薬を飲む。
薬といっても
科学的なものではなく
自然なものを時間をかけながらリピート。

今朝
キャンセルが出て
滑り込んだ宿は
所謂ドヤ街だったらしく
2畳にも満たない部屋で。
でも
それはそれで
その時の私の状況に合っていて
綺麗な布団ではあったので
そこに潜り込んで
ひたすらに
水とリピートを繰り返し
朝には
だいぶ良くなっていました。

旅先での体調不良は
次からの予定を変更しなければならない
大きなリスクがあります。
こうやって
対処できる知恵があることが
とてもありがたいな
と思う今回の旅。

さて
旅も後半
今日は大阪の街中。
やりきったら
明日は1日お休みで身体を休めるとします。

何故北前船を手に入れたのか

2025年05月03日 | ヤスさん日記
旅先では
古道具屋さんを探すのが
ひとつの楽しみ
だったりします。

今回も
探していたら
佐賀で良さそうな古道具屋さんを見つけ
行き道も伺ったのですが
その際には急遽のお休みで
今回は連絡をとり確実に。

行ってみたら
田舎の大きな倉庫を改装し
とても広いお店でした。
Instagramで見ていたお目当ての品物。

それは
模型の帆船。
どなたかが
丹精込めてつくられたものでしょう。
それが
展示されているらしい
ということが1番の私の興味。

ゲンロン界隈の非公式総会で
北前船が一つのテーマなのです。
福岡のそれを引き継いで
新潟でもロゴに北前船が入っている。
そのシンボルとして
自分の家にあったらいいな
と思ったのです。
石瀬の家のあの場所に置いたらよかろう
と。

しかし

そう書いているだけで。
実際
その時には
ただただ
その造形物が欲しいという欲望。
自らの欲望に応えただけ。

軽バンで
荷物も沢山積んである中
この大きな北前船を運ぶなんて
きっと
普通は考えないのでしょうけれども。

さて
今日から関西ツアー。
足を地につけて励みます。

ボランティアについてまた考える

2025年05月02日 | ヤスさん日記
今朝は
1991年に
噴火した雲仙普賢岳の温泉宿で
朝を迎えました。
地獄谷巡りなど
以前は観光で賑わっていたようですが
今もまだ
土砂災害などの爪痕が残っている。

観光地であったその周辺は
今も観光客の方々が訪れる場所とはなっていますが
宿泊施設なども
当時そのままで残っているようです。
そんな雲仙普賢岳で
また
ボランティアについて考えてしまいました。

どうも
私は現在使われているボランティア
という言葉に違和感を持っていて
それが良くも悪くも
私の市民活動に大きく影響している
なと。

ボランティアとは何か?
Googleさんに聞いてみたところ
ボランティア三原則というものがあり
自発性
無償性
社会性
だとか。

自発性の部分では
何か災害が起こった時に
どう感情が動くか。
また
それに関わり出会いがあることで
行動が継続されるか
ということを実感する中。

これは
受動なのか
能動なのか
それとも
中動態と言われるものなのか
感情と行動が
継続される中で自発性とは何か?
と考えざるを得ません。

誰かに「行ってみよう!」と言われた時に
賛同して行動することは自発性なのかどうか?
私はそれも自発性だと考えていますが。

また
無償性については
風フェスを続けてゆく中では
多くの寄付をいただき活動の幅が広がっていて。

これは
ひとえに共同代表まゆみさんが
全国各地でお話会などで風フェスを伝えてくれているからで。
活動を継続するには
有償ボランティアという言葉も出ていますが
マネーの動きも重要です。
この辺りで
ボランティアが抱える課題といいますか
矛盾も感じたりするわけですね。
三原則に基けば有償は矛盾。

しかし
有償で現場の活動が継続されるのは重要なことだと
感じています。
「まぁ、そこまで腑分けしなくてもいいじゃん。」
現場が実際に動いているのだから
という意見もわかる。
ただ
考える呪いがかかってしまっているわけですね。

地獄谷巡りの前で
またその時間を過ごしながら
今日は新門司港まで移動して
明日の朝には大阪に帰ります。

受難と平和

2025年05月01日 | ヤスさん日記
やはり
といえばやはり
なのですが
長崎での午後からは
歩き通し。

興味が湧くことが
どんどん増えてゆく。

平和祈念像は
毎年のように観ているわけですが
あんなに銅像っぽくない銅像だとは。
青い空に
緑が生えますが
鎌倉の仏像のような重厚さとは違う。

原爆資料館も
広島にも
行った時はありますが
雰囲気は違う。

何がそうさせるのか
ひとつは
隠れキリシタンと言われる方々が
たくさん居られた土地
だからかもしれません。

隠れキリシタンといえば
遠藤周作の『沈黙』
調べてみれば
遠藤周作文学館なるものも
あるとか。

キリスト教関係の方々の話を聞いていたら
受難がテーマだと私は感じています。

それは
人間の思考と現実の乖離を
埋める方法でもあるのかもしれない
と考えています。

受難と平和。
これは
改めて1週間くらいは
来なければならないな
と感じる職人です。
いつか
改めて1週間くらいは。

車移動の醍醐味

2025年04月30日 | ヤスさん日記
27年ぶりの長崎。
その時は
フェリーで
上越から下関へ。
そして
自転車で福岡から
佐賀
長崎
熊本
鹿児島
沖縄へと走ったことを
思い出します。

今は
仕事で
軽バンを走らせての長崎。
自転車では行けないところに
今回は行くことができそうです。

道中
島々を抜けて
少し気になるお店に立ち寄り。
そして
旅の醍醐味は
気になったお店に飛び込んでみること。

私は基本
下調べをせずに走りますが
それだけに
飛び込んだお店が当たっ時の嬉しさは
なんとも表現できなく
私の素敵なお店マップを
いつかつくりたいと思うほど。

自転車や
公共交通機関では
味わいにくい楽しみ。

今日は
移動日。
そんな意味で
初めての土地も
楽しんでみたいと思います。

朝帰りでもやり切るのが職人

2025年04月29日 | ヤスさん日記
さて
福岡も最終日
といったところで
昨晩は
朝までゲンロン関係方々と話し合う。

内容の有ることも
それが無いことも
なんでも
話し合えるって場は
ありがたいものです。

人は
ついつい
偏ってしまうもの。

しかし
それを多くの方の意見を聞いて
他の世界も感じさせてくれるのが
この仲間たちの良さだな
と思いつつ。

しかし
朝5時までは
なかなかに体力のいるもの。
みんな元気があるな
と思いながら
私もその1人か
と苦笑しつつ。

まずは
きっりと
やり切ってきます。
それこそが職人。

お店を渡り歩きながら会計作業

2025年04月28日 | ヤスさん日記
卯月も新月
今回初めての雨の福岡。
今日は
しっとりと
休日を過ごすことにします。

ロイヤルホストに行って
朝ごはんを食べてパソコン作業をして。
次は
スタバかマックに行って
本を読んで。

そして
ずっと
入力していなかった
会計作業を
5ヶ月分。

現金出納帳は
きっちりとつけていたわけですが
通帳方面の引き落としの入力に
手をつけておらず。
こここそが重要な時間。
これこそを新潟を離れ
事業計画を練り直す時間。

新月に願いを込めて
駐車場2時間制限のお店を
渡り歩きながら。

出張時のバランスの取り方

2025年04月27日 | ヤスさん日記
福岡に着いたら
いつも行く寿司屋さんがある。
カウンターで
芋焼酎を傾けながら
目の前でお話と料理を楽しむ。
こんな楽しみ方も知れるように
なれたんだなと思いますが
それはバランスで。
今回のツアーも
1泊2,000円から4,000円代の
ゲストハウスで過ごしています。

もう定番で行きなれたところもありながら
今回は万博の影響で
関西方面はとても混んでいる。
また
万博の影響といえば
長期連休で万博に行くために
九州方面での銅鍋づくり体験は
人数が少ないという報告も聞いている。

バランス。
私が
いつも重要に考えていることですが
表があれば裏も合う
裏もあれば面もある。
当たり前のようですが
ついつい
自分の目線や
仲間との目線に軸足を置くことが
あるわけです。

外部に開かれながら
開かれすぎない自分を保つ。
考えは更新するものの
想いは変わらない。
そんなところでしょうか。

九州の
美味しいものをいただいて
今日もまた銅鍋づくり。

リフレッシュした下関

2025年04月26日 | ヤスさん日記
下関で
1日ゆっくり
と言っても
そんなゆっくりの1日があれば
頭の整理の時間となる。
特に
会計作業の中でも
現金出納帳が整ってないと
なんとも気持ちが良くないのです。

昨日は
その辺りも含めて
溜まっていた予定整理を進める。
時として
ボトルに入れたコーヒーを
倒してしまってビショビショになる
なんてアクシデントもありながら。

この
旅に出て
作業を何にもできない
って時間を貴重なのです。
1日中本を読んだり
お酒を飲みながら動画を観たり。
普段できないことを
できる貴重な時間。
こう言ったツアーは
私の心と頭を整理させてくれることでもあります。
ありがたい。

九州につき
下関で朝うどんを食べ。
昼もふくうどんを食べる。
西日本
南国の陽気に包まれながら
ほっと一息つける1日となりました。


今日から
2025春の銅鍋づくり体験西日本ツアーも
本格的に始動です。

歳を重ねることで硬くなる頭を開く

2025年04月25日 | ヤスさん日記
新潟から
大阪南港までの旅。
関西は快晴
25℃を示すくらいの陽気で
ここ1週間の目紛しさを
忘れたように車を入らせています。

この1ヶ月
やり切った自分を
褒めてあげたい。
最上級に忙しかった。
それでもやり切れた
やり切るしかなかったわけだが。

旅って
新潟を離れて頭をすっきりさせるにも良いですし
長距離運転は動画を聴きながら走れて
新しい情報を取り入れるにも良い時間。

ここ
1ヶ月あったとこを
振り返りながら文章に落とし込む。
そういった整理が
私には必要なようです。

昨日も
フェリーに着いて
ビールを開けてほっとした後に
風フェスのことについて
長い文章を書いてしまいました。
まだ
生煮えのままの感情もありますが
しかし
今だからこそ書けるものでもある。

それを
みんながどう受け取ってくれるのか。
この度では
それを重ねてみようと思います。

歳を重ねることは
コスパがよくなることだ

とある哲学者が言ってました。
それは
頭が硬くなることでもある
と。

確かに
歳を取れば
新しい可能性に向けて
閉じられてゆくのが人間。
そうなんだろう
と思います。

そこにアクセントとして
何か開かれるべききっかけも
少しは持っていたいと思いつつ。
それが
読書であり
人との出会い
なのかもしれません。

さて
なんにせよ
日本各地で
美味しいものと出会えた時の喜びを
今回も存分に味わってきます。