台北の家の付近には超級市場(スーパーマーケット)や市立図書館、学校があり道行く人が多いので夕方になるとそれを当て込んだ屋台がどこからとも無くやってきます。そんな屋台の1台が臭豆腐と傳統豆花、焼仙草の屋台で小父ちゃんと小母ちゃんが信義路の師大付中近くから屋台を引っ張ってきて毎日夕方になると臭豆腐の臭いが漂います。小母ちゃんが鉄鍋で揚げているのが臭豆腐で餡を掛けて酢キャベツを添えてくれます。小腹が空いたのか手前駐車してあるオートバイの間にあるベンチに座って女性が臭豆腐を食べています。
2004年4月1日猿投~西中金間と同時に廃止された碧南~吉良吉田間、吉良吉田から一駅碧南寄りの松木島駅は廃業時にはプラットホームに屋根が掛かるだけの簡素な駅でしたが、1978年老朽化で取り壊された駅舎はコンクリート製の左右非対称の立派なものでした。当時は神谷駅と呼ばれ「電気ブラン」浅草の「神谷バー」で有名な当地出身の実業家で三河鉄道の社長も務めた神谷傳兵衛氏に因み名付けられたそうです。 2005.2.27廃止から1年を迎えようとする松木島駅跡
もうこのまま暖かくなっていくと思っていたところへ一昨日襲来した低気圧で北日本方面は季節外れの大雪になりました。幸い東海地方では雪が降ることなく、晴天が戻りましたがまだ強風が残っています。今シーズンはもう使えないと思っていた写真に出番が巡ってきました。 今津浜から望む竹生島、雪の伊吹山
かって名鉄は愛知・岐阜の2県にしか路線が無いにもかかわらず近鉄に次ぐ路線長第2位を誇っていました。しかし不採算路線が多く路線別の料金システムを採用しているにもかかわらず本線など乗客が多い路線も関東関西の大手私鉄に比べ非常に割高な料金となっていました(現在でも割高に変わりはありませんが・・・)。2001年10月の八百津線廃止以降不採算路線の廃線が相次ぎ2004年4月1日には三河線の末端部猿投~西中金間、碧南~吉良吉田間が廃止されました。 2004年1月25日西中金
膨大な数の風呂屋さんと赤線跡を訪ねた「風呂屋の煙突」という好きなサイトがあります。その中で一度見て忘れられなくなったのが池田町にある池野温泉です。先日久しぶりに西濃地方へ出掛ける用事ができ、足を伸ばしてみました。養老鉄道池野駅から国道を渡り旧街道の商店街へ、その脇に池野温泉はありました。訪れたのは3時頃、池田町の公式HPには4時から建物外壁には5時からとあり、時間を潰してからお湯につかるかと辺りをぶらついて夕暮れが迫る5時半くらいに再訪しましたが暖簾が掛かっていません。商店街の酒屋で聞いたところ風呂釜が壊れ、修理するには金が掛かるが客も少なくなってしまったからと1年程前に締めてしまったとのこと、もう少し早く来ていればと後悔することしきりです。
台北瑞安街は和平東路二段から復興南路二段までを斜めに結ぶ道で便利商店、麺店、包子店など小吃店、イタリアンレストラン、市場、花屋、クリーニング店と色々な店が連なります。また和平東路側には文化大学、真ん中辺りに開平高級中学、復興南路側に大安高級工業と学校も多くあることから昼時などは昼食を食べに出る学生で賑わう街でもあります。夕方瑞安街から復興南路を眺めると帰宅客で満員のMRTが高架を走り抜けていきました。 信号を右へ曲がると小李子や一流清粥などお粥屋ストリートです
神戸での大学4年間と就職して最初の任地が和歌山だったため(こちらは1年間のみです)都合5年間名古屋~大阪間を往復しました。当初は新幹線を利用していましたが料金の安さと鶴橋に同級生がいたこともあり近鉄名阪特急に乗るようになりました。当時名阪ノンストップには近鉄特急の代名詞である3両編成のビスタカー10100系と78年に登場した30000系ニュービスタカーが使用されており発車すると直ぐに暖かい布おしぼりが配られ車内販売も行われる特急と呼ぶに相応しい列車でした。伊勢湾台風後の名古屋線改軌が完成し名阪特急が直通したのが1959年12月で昨年12月に50周年を迎えました
養老山地の中腹にある温泉、水晶の湯。温泉が山の中腹にあり駐車スペースを確保できないため山麓の駐車場に車を停めマイクロバスで専用道路を登っていくという一風変わった日帰り温泉です。源泉が29度と低く加温してあることと、循環ろ過(源泉掛け流しではない)しているため温泉好きとしては物足りなさがありますが、それを補って余りあるのがロケーションです。天気の良い日の露天風呂からは足元の木曾三川の遥か向こうに名古屋駅のツインタワーまで眺めることができます。
昨日は台湾の廟の赤い提灯でしたが今日は日本の神社の赤い提灯です。上げ馬神事で有名な三重県旧多度町(現桑名市)の多度大社は雄略天皇創建と伝えられる由緒ある国幣大社ですがTVコマーシャルを流したり節分の豆まきに有名力士を招いたりとなかなか商売熱心な神様でもあります。お盆の時期に行われる「ちょうちん祭り」、夏の夕暮れ赤い提灯が山の中腹にある本殿まで続く様は幻想的ですが、提灯一つが千円からと聞くとえらい儲けやなぁと俗物的なことを考えてしまいます。ヒグラシの声を聞きながら本殿への参道を歩くと夏の終わりが近いことを感じます
和平東路二段の台北師範大学付属小学校東側の道は真っ直ぐ南に行くと辛亥路を経て台湾大学のキャンパスに至りますが商店街というわけではなくごく普通の住宅街です。この道は両側に提灯がぶら下がっており夜になると赤い灯が燈ります。赤い提灯に誘われて道を入っていくと大安聖母宮という廟がありました。お参りをしていた近所の老人に聞くと主神は媽祖様だが土地公も祀られており日本でいう氏神様だと達者な日本語で教えてくれました。