老舗料理店北平稲香村閉店 @ 和平東路一段

コロナが猛威をふるった3年間で、日本では多くの飲食店が営業休止に追い込まれ復活できた店は良いもののそのまま閉店してしまう店も散見されました。台湾でも結構な老舗料理店が廃業しています。民生東路と金山南路に2店舗あった西来順、和平東路一段で長年営業し近くの師範大学國語教學中心に通う日本人留学生にも親しまれた北平稲香村も2021年に閉店してしまいました。新生南路口近くでいかにも老舗の中華料理店らしい赤色の店舗で、和平東路の歩道からは北京ダックや葱油餅を焼く料理人の姿が見えお昼時・夕食時にはテーブルを囲む家族連れや会社の宴会で賑わいを見せていました。

在りし日の北平稲香村　ご存じのことと思いますが北平は北京の古い時代の呼び方です


北平烤鴨（北京ダック）葱油餅・蒸餃などの調理場


この時は冬だったので中国北方の酸菜白肉鍋です


牛肉餡餅　牛肉で甘辛たれと葱を巻きパリッと焼いた小麦粉の皮で包んであります


水菜と春雨に卵が入った花素蒸餃　いわゆる素（肉が入っていない）なんですがあっさりした味付けでボリュームがあり是非食べてほしい一品です


ところがストリートビューで見てみると赤い色を残した建物は前面をぶち抜きバイクの駐車場になってしまっています
姪1號によると師大夜市でも多くの店が閉店しておりコロナの影響は甚大だったようです