亜熱帯天然色百科

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捷運で淡水へ 1 @一滴水紀念館

2016-06-18 16:25:00 | ノンジャンル
淡水・・・その街の名前を初めて知ったのは写真家藤原新也の逍遙游記ででした。その後ヨメと知り合い台湾を訪れ初めて行ったのが淡水、その頃はまだ臺鐡淡水線が走っておりガラガラの客車列車で雙連・士林・北投と台北の下町を抜けて人気のない淡水站へ降り立ちました。当時の淡水は堆積した土砂で漁港は壊滅状態、駅前に人は無くかろうじて淡江大學の学生が登下校する時間だけ賑わう鄙びた田舎町でした。その後捷運の建設計画によって淡水線が廃止されましたが建設の遅れによって10年ほど鉄道のない時代が続き淡水は凋落の一途をたどりました。しかし捷運の開通を期にリゾート風マンションが多く建てられ台北市内から移住する人が多くなり、漁人碼頭や小吃街の整備によって台北市内から気軽に遊びに行ける観光地になりいつの間にか台湾のベニスなんて言う呼び名まで付きましたが臺鐡淡水線の頃と比べると隔世の感があります。
         淡水へは自宅近くの大安公園站から

信義線淡水線の直通運転になり乗り換えなしで淡水まで行けます

            およそ50分ほどで淡水站着

            平日なのに随分人がいます

       今日は初めての一滴水紀念館へやって来ました

         この古民家は福井県から移築されました

       越前竹人形などで知られる作家水上勉の生家です

        昨年亡くなった陳舜臣文庫も併設されています

        この日対岸の観音山には雲が掛かっていました

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