亜熱帯天然色百科

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さよなら大須演芸場

2014-02-04 18:15:00 | レトロ&ノスタルジー
今日は番外編です。名古屋には東京の浅草、大阪の道頓堀のような繁華街大須があり、商店街を横にそれると名古屋唯一の寄席、大須演芸場があります。子供の頃両親に連れられ三遊亭圓歌の落語を聞いた覚えがありますがその後、大須へは行っても演芸場に足を運ぶことはありませんでした。日本一客の少ない演芸場として有名でこれまで何度も閉鎖の危機があり、何とかしのいで続いてきましたが昨年秋、賃料の不払いで大家が差し押さえの強制執行を申し立て節分の昨日をもって営業を終了しました。そこで閉鎖が決まってからなんですが3回ほど演芸場へ行ってきましたのでレトロな雰囲気をお届けします。
1月20日の通常公演 客入りは7割ほどでした 1階は椅子席2階は桟敷席になっています
29日には若手時代に大須演芸場へ出演し全国区となった芸人による恩返し公演がありました
夜10時の開演ですが満員で予約しないできた人は入場できませんでした

予約してあったので席に座って観ることが出来ました 終演は11時半近くでしたが最期まで大盛り上がりでした
そして昨日 営業は1月31日で終わっており2月1日から3日は無料公演でしたが営業時と同じ1,500円を寄付して入場 提灯や舞台の千客万来の額は取り外されています
午後1時半快楽亭ブラック師匠の高座中ついに終演が訪れました

真ん中の人物が裁判所の執行官 公演中止と演者・観客に退去を命じます

         最期に豆撒きがあり別れを惜しみます

   応援の警官もでて物々しく差押え強制執行が行われました

節分に因んで撒かれた豆 寂しいですが復活があり得るとの情報もあり復活した際には応援の意味も込めて通いたいと思います

コメント
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