更地に戻った眷村@居安新村

昨日屋上で洗濯物を干していた太太が言ったように今日の台北は未明から降り始めた雨が一日中降り続いており肌寒い天気になっています。

1ケ月前、取壊し工事が始まった居安新村ですが3台のユンボで1週間ほどで家屋が全て壊された後、瓦礫の搬出、整地と一連の処理が終わり先週にはユンボも搬出され更地に戻りました。住人の退去から更地になるまでを時系列で紹介して居安新村シリーズの最期とします。

2011.11.5　大半の住居は無住となっていましたがまだ数家族が残っており天気の良い午後布団が干してありました

2011.12.3　最後の住民が退去した後辛亥路に面した一部が取壊されました

　　　　　　　　　　　　　2012.1.19　壁だけが残った住宅

2012.1.19　和平高中に接する奥のほうは手付かずで残されています

2012.10.24　いよいよ本格的な取壊しが始まりました　ユンボに高橋石材興業（株）とありますがググってみると愛媛県東予市にある会社で使われていたユンボのようです

辛亥路側に残された壁には軍の資産なので盗まないように　盗むものを発見した場合は法に照らして処分するとあります　

　　2012.10.29　あらかた取壊しが終わりガレキの搬出が進みます

この日は風の強い日で粉塵が舞うのを抑えるため水を撒きながらの作業です

2012.11.7　ガレキの搬出が終わると土が持ち込まれ整地が始まりました

2012.11.20　整地も終わり作業車も引き上げました　居安新村は歴史のかなたに去りました