去年11月に侯硐の瑞三鑛業を紹介しましたが、かつて台湾北部には小規模な炭鉱が数多くあり、それぞれにトロッコが敷設され黒いダイヤを運び出していました。特に台鐡平渓線沿線は炭鉱が集中しており平渓線終点の箐桐や中間駅の十分で台鐡に積み替えられ台湾各地へ届けられました。それら炭鉱も30年ほど前に次々に廃坑となりほとんどは亜熱帯の緑に覆われてしまっていますが十分駅から歩いて十分程の新平渓煤礦は1997年と最後まで採炭が行われていた炭鉱で閉山後一時は荒れ果てていましたが2002年台灣煤礦博物館として再生し多くの観光客を集めるスポットとして甦っています。 休日昼下がりの平渓線は家族連れで賑わっています
十分老街を抜け
町外れまで来ると右へカーブする平渓線からかつて新平渓煤礦へ分岐していた線路跡が見えてきます
十分老街を抜け
町外れまで来ると右へカーブする平渓線からかつて新平渓煤礦へ分岐していた線路跡が見えてきます