「お金が欲しかったから」と近畿大学農学部の元学生が詐欺事件を起こした。何度も同じ手口ではたらいたので、本人にもどれだけやったのか把握できていない始末。どーなってんだい、全く。酔って車に同乗させて偽の人身事故を装い、同乗させた人から示談金をだまし取る手口。ひとりでは出来ないので仲間を巻き込んでの事らしいが、それにしてもよーやるなぁ。って感心している場合ではないか。被害者は元学生の友達関係に集中。それにより逮捕につながったようだが、そこまで人は騙されるものなのか。演技が上手かったのか(次第に上達したのか)変な事件が次から次へと起きる。オレオレ詐欺に引っかかるのは圧倒的に高齢者だが、今回は20代の若者がターゲット。悪い奴はどこにでもいる。嫌な世の中だねー、ほんとに。
9本の指を凍傷で失いながらもエベレスト登頂を目指す登山家、栗木史多さん。数年前にテレビのドキュメンタリー番組で彼を知った。無酸素、自分でビデオカメラを設置しての登山。無謀としか思えないその姿にどこか心打たれた。我が家のアマ・登山家(ダンナ)から見たら有り得ない姿。でもいいじゃないかそんな破天荒な登山家がいたって。今回はNHKで5度目となる彼のエベレストへの挑戦の姿をドキュメンタリーで撮影。結局は断念して下山となったが、チャレンジャー精神は健在。限界を感じながらも頑張る姿には「そんなに無理しなくていいんじゃない」と声をかけたくもなった。が、出来うる限りはこれからも前進あるのみ、で突き進んで欲しいとも思った。これも他人だからか。我が子ならこうは思わないなー。「もうやめとけ」と一言で片づけそう。母親の思いってそんなもの? 既に母を亡くしている栗キングはだからこその強さがあるのかもな。自分の思いを裏切らないのはカッコイイけど、命だけは大切に。陰ながら応援し続けまーす!
正月の楽しみ、と言うとややオーバー(?)だが箱根路を若い男の子たちが走るのを見るのは楽しい。そんなわけで今年もテレビ観戦。しかし自分が贔屓にしているチームが1位を快走していれば、イイ気分だがそうではないと一気につまらないものになる。今日はそれを実感。昨年同様に青山学院大がぶっちぎりの1位。どの区間でもそれをやられたら青学ファンは楽しいだろうがその他はシラケるだけ。秋の伊勢路では不調だった山の神、神野大地選手も昨日の山登りは絶好調だったし。そこらからつまらない感が増した。このまましばらく、青学時代が続くのか。それとも選手交代があるから他大学が巻き返すのか。青学の選手たちはほぼ全員が好調な走りをしていたところは素晴らしかった。本番で実力を発揮した彼らにおめでとう! と伝えたい。でもなー、東洋を応援していた身には物足りないレースだった。来年に期待!